主にCUIベースのいろんなツールがインストールできるPortsというアプリがありますが、それのMac版だそうです。開発環境を整えようとすると割と要求される事が多いので、Macで開発作業をしたい場合、入れておいた方がよさげです。
Xcodeのインストール
Portsはソースコードで落としてきて、ローカルでビルドするのでコンパイラが必要です。そのため、統合開発環境のXcode(のコンパイラ)が必要になるそうです。
Mac付属のインストールメディアに入っているので、適当にググれば問題はないかと思います。私の購入したiMac(late2009)に付属のDVDからはバージョンが一つあがっていたので(2010.10現在)、インストール後にMacのソフトウェアアップデートすると、更新されます。500MB超のダウンロードが必要なので、時間に余裕のある時に。
X11のインストール
当該OSに依存しないGUIを提供するウィンドウシステムです(多分)。2008年前後のWebページではインストールしろと書かれている事が多いですが、Mac OS X(10.6.4)ではデフォルトでインストールされていました。別件でXQuartsの最新版をインストールしていたので、どこまで必要なのか解りませんが、入ってるなら得に更新しなくても良いかもしれません。
MacPortsのインストール
The MacPorts Project -- Download & Installationのサイドバーにある"Available Downloads"に一覧があります。
"MacPorts-1.*.*-10.6-SnowLeopard.dmg"というファイルから一番バージョン番号が新しい物を選んでダウンロードします。
中身は一般的なMac形式のインストーラなので、*.dmgをマウントして、中にある*.pkgをダブルクリックするだけです。
Porticusのインストール
MacPortsをGUIで扱うためのアプリです。Downloads - Porticusからダウンロードして、*.dmgをマウントした中にあるアプリを、アプリケーションフォルダにコピーするだけです。
最新化
MacPorts自身の更新と、インストール可能なパッケージ一覧の更新が必要です。MacPortsに本来備わっている機能ですが、Porticusからも当然、実行可能です。
Porticusのメニューから、[Ports] > [Self Update]を実行するだけです。
Portsからインストール
あとは"All Ports"などから適当に検索して、一覧に出てきたパッケージの右クリックから"install"を選ぶだけです。[Ports] > [Install Selected]などでも可能です。
subversionやmercurial、pythonやperlなどの実行環境も全部MacPortsから揃えられます。