2009/07/23

後で調べる

/Prefetch:1オプションは単にエラー扱いされてる

エラー: Warning: unrecognized command line flag -Prefetch

ソースファイル: file:///C:/usr/local/bin/Mozilla/Firefox/components/nsBrowserContentHandler.js
行: 747

Firefoxのエラーコンソールに出ますが、そもそもcalc.exeなんかでも役に立っていない様子。そもそもどのOSでどの状況なら使えたのか。

.NET Framework assistantの残骸がある

エラー: uncaught exception: [Exception... "Component returned failure code: 0x8000ffff (NS_ERROR_UNEXPECTED) [nsIPrefBranch.clearUserPref]"  nsresult: "0x8000ffff (NS_ERROR_UNEXPECTED)"  location: "JS frame :: chrome://dotnetassistant/content/bootstrap.js :: BootStrapDotNetAsssitantExtension :: line 52"  data: no]
Extension23=c:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v3.5\Windows Presentation Foundation\DotNetAssistantExtension

最新のWindows Updateでダウンロードされる.Netの最新版でも、以前と同じようにFirefoxアドオンが勝手にインストールされる。ただし、最新版ではFirefoxのアドオンマネージャから削除可能。しかし、削除したプロファイルで起動時にエラーが出ている。またextensions.rdf、extensions.iniやextensions.cacheに残骸が残っている。新しいプロファイルを作るたびにインストールされる。大本のレジストリの削除手段は提供されていない。など。

2009/07/21

Google Profileの入出力対応

2つの編集画面

Google Profileで氏名編集は2箇所から可能です。アカウント画面左側にある「プロフィールの編集」または、右側のメールアドレスの下にある「編集」リンクです。

それぞれの項目は連動していて、片方を編集すると、もう片方も変更されます。項目同士のマッピングを解り易くするために、各項目の最後に番号を入れています。同じ数字の項目同士が対応しています。

ちなみに、[プロフィールを編集]画面では、英語表示でも日本語表示でも、First name->Last name、名->姓の順序ですが、[個人情報を編集]画面では、First name->Last name、姓->名と日本語表示の際に、順序が入れ替わります。英語/日本語の表記はURLオプションに"hl=en"か"hl=ja"を付けることで切り替えられます。

プロフィール画面に表示される項目

プロフィール画面にて表示されるのは、First name(名)、Last Name(姓)、 Others(その他)の三つでニックネームは使用されません。

この画面はプロフィール編集後、リロードすると即座に変更が反映されます。

姓・名の表示順序、入れ替え方

[個人情報を編集]画面では、表示する際の言語が日本語か英語かで姓・名の順序が入れ替わりましたが、プロフィールの表示画面では、表示する側の言語設定には影響されません。替わりに、姓・名のどちらか、又は両方に かな漢字が含まれていると、姓->名。含まれていないと名->姓の順で表示されるようです。

どうしても、「アルファベットだけで姓->名の順で表示したい」という場合、邪道かもしれませんがどちらか片方に姓名を両方記入し、どちらか片方を空欄にする事で、見かけ上は姓->名になります。

ただし、姓・名欄は両方記入が必須のため、本当に空欄にするわけには行きません。半角スペースのみだと未記入扱いされ、全角スペースだと保存に失敗したと言われます。そこで、deliciousのタグに半角スペースを入れるのと同様にno break spaceを入れる必要があります。

Google Readerで表示される項目

Google Readerのサイドバーでシェアした場合、First name(名)、Last Name(姓)が使用されます。

Readerのサイドバーはプロフィール編集後、Readerのリロードショートカット(rキー)では更新されませんが、ページ自体をリロード(F5など)することで即座に反映されます。以前に追加した人のプロフィールを再登録しなくても変更が反映されます。

Google Readerの検索に引っかかる項目

Google Readerのプロフィール検索画面もサイドバーと同様に、First name(名)、Last Name(姓)が使用されます。

また、検索条件には、First name(名)、Last Name(姓)、Others(その他)が引っかかりましたが、Nickname(ニックネーム)では検索に出ませんでした。

プロフィールの編集後、数十秒~数分で検索結果に反映されます。氏名を編集してから数分もすれば、編集後の新しい氏名で検索が可能です。

Google Friend Connectに表示される項目

Google Friend Connectの読者(followers)ガジェットでは、Googleのプロフィールを使用すると、Nickname(ニックネーム)が表示されます。

ただし、Friend Connectでは、登録時点の情報が使用され、プロフィールを編集しても反映されません。以前に登録したサイトで自分のプロフィールを表示すると、ニックネーム以外にもリンク一覧などもそのままでした。

Friend Connectの[Edit Google profile]からプロフィール編集画面を開き、編集終了後に[Done]を押して完了すると、変更が反映されます。予めプロフィールが編集済みの場合、ここで開いたプロフィール編集画面は何もせずに閉じても、Friend Connect側で[Done]を押せば変更が反映されました。

以前変更したプロフィール写真の変更は反映されていたりしたので、即時性が無いだけかもしれません。また、Friend ConnectはGoogle以外のOpenIDから取得した(Bloggerなどの)プロフィールも使用可能なので、更新が反映されない場合は、まずGoogle Profileが使用されているか確認する必要があります。

2009/07/18

意図しないSSアップロードに注意

たぶんNightly Tester Toolsだと思うのですが、このアドオンをインストールするとCtrl+Shift+Sでスクリーンショットが取れるようになります。

それは別に構わないのですが、スクリーンショットの確認画面にある[Submit to Imageshack...]というボタンを押してしまうと、ImageShackという画像アップロードサイトにスクリーンショットがアップロードされてしまいます。

ImageShackはサインアップしなくても画像が投稿できるサービスのようですが、サインアップしていない(当然サインインしていない)状態でアップロードした画像が削除できません(多分)。

日本語対応していないサービスなので、英語でメールフォームから削除要請を出す必要があります。依頼すれば12~24時間以内に対応してくれるとあります。実際私の依頼した削除対象画像は12時間後位に見に行ったら消えていました。

例えば非公開のカレンダーやWEBサービスの設定画面を表示中に手違いでアップロードしてしまうと冗談では済まないと思うので、もう少し慎重なインターフェースに(せめて確認画面を出すとか)して欲しい所です。

とりあえずkeyconfigを使えば、ショートカットキーを外して、スクリーンショット機能が誤起動することは防げます。

[キーを削除]でデフォルトのキー割り当てを削除できます。別のキーに割り当てるのではなく、どのキーにも割り当てていない状態にできます。

2009/07/16

Google ReaderでProfile検索

Google Readerで他人の公開アイテムを検索→購読し易くなったみたいです。

もともとShared Itemは公開用ページをサイトに埋め込んだり、フィードを生成したりはしていましたが、Google Readerのインタフェース内に名前でユーザを検索する機能が追加されたため、ユーザ単位で購読し易くなったみたいです。

Google Reader Blogでは他人のShared Itemを容易に購読できるようになる点を強調しているように見えますが、個人的にはGoogle Profile検索が実装された事のインパクトが大きいような気がします。

また、他人からの検索が容易になったため、公開設定もそれを意識した作りになったみたいです。こちらは英語設定にしないとReader Blogに載っているような画面にはなりません。

参考:

追記

自分のGoogle Readerが英語表示になっていると、他人のSharedページを購読しようとした際、ボタンが"subscribe"ではなく"follow"になります。

また、サイドバーの"Subscriptions"ではなく、"People you follow"に入ります。

Sharedページというのは下記の様なURLのページです。

https://www.google.com/reader/shared/{user id}

追追記

Google ReaderでFollowすると、GmailのContactsに"(Unmamed Contact)"というコンタクトが追加されます。見知らぬ人がコンタクトに追加されるのにはちょっと違和感を覚えますが。

あるサービスの変更が別のサービスにどういった影響があるのか、こちらのリアクションが相手にどう見えるのか、見えないのかをもうちょっと明瞭にして欲しいですね。

2009/07/15

"/Prefetch:1"オプションは効果があるか

Windowsの「プリフェッチ機能」を使うためのオプションとされ、アプリ(ここでは主にFirefoxについて)起動が高速化される、という説明をしているサイトがあります。

プリフェッチについて、サイトによって2種類の説明が見られます。片方だったり、両方だったり、ごっちゃになってたり。

メモリへのプレロード

アプリ起動時に、ディスク上のロード箇所のログを採る事で、次回以降の起動を早くする、という説明。

「次回」というのが、Windowsログイン後の2回目以降のFirefox起動なのか、読み方によっては、Windowsログイン後の初回起動時の速度もプリフェッチの有り/無しで変わる、と言っているようにも読み取れます。

「メモリへのプレロード」という点では、実際にアプリが設定ファイルを読み込み、関連ファイルをディスク上から探すよりも先に、読み込む可能性のあるファイルをメモリ上にロードしている、というように読み取れます。

「プリフェッチ」を名詞的に使う場合、又は「プリフェッチファイル」「プリフェッチ情報」などと呼ぶ場合、上記のロードログのことを指しているように見受けられます。

実体ファイルは"%windir%\prefetch\*.pf"

このプリフェッチフォルダ内のデータはタスクスケジューラが作成・更新している、という説明もありますが、*.pfについては、アプリ起動時毎に作成・更新されています。タスクスケジューラが作成・更新するのは後述のLayout.iniのみのようです。

ディスクレイアウトの再配置

プリフェッチ情報を元に、タスクスケジューラが3日に1回程度の頻度で最適なディスクレイアウト情報を(アイドル時に)作成する。次回(手動)デフラグ時にレイアウト情報を元にアプリデータの物理ディスク上の再配置を行う。

この場合のデフラグは1ファイル単位の断片化の解消よりも、ディスク上のアクセスし易い位置に配置し、read時間そのものを減らしたり、アプリやアプリのロードファイルを近場に配置し、シーク時間等を減らす事を優先している、という説明。

ファイルの断片化は解消せず、レイアウトの再配置のみ行うミニマムなデフラグがタスクスケジューラによってアイドル時に行われる、といった説明もあったような気がします。

「プリフェッチ」を動詞的に使う場合、この「レイアウト情報の作成」と「ディスクレイアウトの再配置」のいずれか、又は両方を指しているように見受けられます。

レイアウト情報の実体ファイルは"%windir%\prefetch\Layout.ini"

これらのプリフェッチ機能を制御するには、レジストリキーの"EnablePrefetcher"に0~3を設定するか、各アプリの起動コマンドに"/Prefetch:1"を設定する、とあります。実際スタートメニューに登録されているWindowsMediaPlayerなどの起動コマンドにこのPrefetchオプションが付いています。

レジストリキーのフルパスはHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters\EnablePrefetcher

恐らく、レジストリに設定する値と、"/Prefetch:"に付ける数字は同じ意味だと思います。 0:両方無効 1:アプリ起動時にプリフェッチ情報作成 2:Windows起動時にプリフェッチ情報作成 3:両方有効

しかし実際に試してみたところ、プリフェッチ情報の作成・更新は、"/Prefetch:1"オプションの有無に関わらず、レジストリの値に依存しているように見受けられました。

また、Firefox3.5の起動時間に関して、プリフェッチ情報の有無、プリフェッチ制御の状態に依存した変化は見られませんでした。

試した環境はWindowsXP SP3です。

少なくとも私の環境で、WinXP SP3上のFirefox3.5については、

  • メモリへのプレロードという点で初回起動時に効果が見られない
  • ディスクレイアウトの再配置は効果があるかもしれない(直近のデフラグ前に未計測)
  • レジストリの値が1or3ならコマンドラインオプションは付けても付けなくても同じ

というのが現状です。

2009/07/14

パスワードの運用を考える

Webサービス系のパスワード運用を変えてみようかなと考えている所です

  1. 忘れないように頑張る(現状)
    1. 定期的に思い出す=入力する
      1. ブラウザにパスワードを記憶させない
      2. ログインセッション(Cookie)の保存期間を短くする
    2. 忘れにくくする
      1. パターン化する、法則性を持たせる
      2. 使いまわす
  2. 忘れても平気なようにする(妄想)
    1. 敢えて覚えない(ジェネレータで適当に作成する)
    2. リログが必要になる度にパスワードの再発行
    3. ログインセッション(Cookie)の保存期間は発行者指定
      1. 期間が短い場合、ブラウザにパスワードを記憶させる
        1. 適当な期間で手動再発行
      2. 期間が長い場合、ブラウザにパスワードを記憶させない
        1. Cookieが消えたらパスワード再発行

2については、書面ではなく、メールなどでパスワードの再発行が出来るサービスが前提です。

1-1-2について、FirefoxではCookieの保存期間を(発行者の指定を無視して)指定できます。

キー名 機能 初期値
network.cookie.lifetimePolicy Cookieの保存期間
0:サイトが指定した期限まで
1:毎回確認する
2:Firefoxを終了するまで
3:network.cookie.lifetime.daysで指定した日数
*オプション画面からは0~2しか選べません
0
network.cookie.lifetime.days network.cookie.lifetimePolicyが3の場合の日数
*Configuration Mania :: Add-ons for Firefoxで変更可能
90

lifetimePolicyに3を設定するのがオプション画面からも、Configuration Maniaからも出来ないみたいです。一度about:configなどから変更する必要があります。

定期的に入力するなら、個人的には2週間~1ヵ月くらいが妥当だと思っています。

とりあえず移行に際して、利用中の主だったサービスのパスワード再発行手順を確認しないといけないのがネックです。

参考:

2009/07/12

クラッシュしたFirefoxを再起動するとデフォルトプロファイルが開く

firefox -profile "{profile path}"

という起動方法で普段Firefoxを起動しているのですが、この方法で起動したFirefoxがクラッシュした際に、[Mozilla クラッシュレポータ]画面で[Firefoxを再起動]ボタンを押してしまうと、{profile path}で指定したプロファイルではなく、デフォルトのプロファイルで再起動します。

{profile path}にあるプロファイルフォルダが破損しているわけでは無いようなので、デフォルトプロファイルで立ち上がってしまったウィンドウを一度閉じ、もう一度上記の方法で起動すればちゃんと起動します。

大した害はないのですが、使わないデフォルトプロファイルが肥大化するのも鬱陶しいので、クラッシュした場合は[Firefoxを終了]ボタンで、一度終了させる事にしました。

3.0.8だかでクラッシュが頻発する時にしょっちゅう発生し、二度手間になっていました。

3.0.11でも数回確認していますがやはり直っていませんでした。

3.5になってからはまだ一度もクラッシュしていないので不明です。

関連

2009/07/10

Firefox3+の履歴日数は最低値保障

履歴を1日以上保存しない設定にしていたプロファイルで履歴サイドバー(Ctrl+H)を開いた所、「6日以上前」があることに(今更)気がつきました。

よくよくオプション画面を見てみると、「履歴を少なくとも○日分残す」になっています。つまり、キャッシュサイズやディスクスペースが許せば○日分より多く残すという事でしょうか。

Configuration Maniaはオプション画面に無いprefsをabout:config画面を開かずに変えられる追加オプション画面の様なアドオンですが、残念ながらこれに関する項目は見つかりませんでした。

こちら(参考1)によると、オプション画面の履歴日数は、最低値保障の"browser.history_expire_days_min"の値を変更するだけだそうです。

最大値を減らしたい場合、"browser.history_expire_days"を変更する必要があります。こちらはオプション画面に設定項目が無いため、about:config画面などから変更する必要があります。

確か以前はこんな面倒な設定しなくても出来ていたはずと思った所、やはりFirefox2までは(参考2)最大値の設定だった様です。似ているようで異なる項目を同じ場所に配置するのはやめて欲しいものです。

最大値がデフォルト設定の180日だとplace.sqliteが数十MBになり、プロファイルの肥大化にもつながります。*.sqliteが一度肥大化するとvacuumする必要がある(参考3)ので、履歴日数だけ減らしても小さくはなりません。

履歴日数を減らす設定はプロファイルを新規作成したら、真っ先に変更しておくのが良さそうです。

参考:

  1. Mozilla Firefox 3 で URL 履歴を指定期間で必ず無効にする方法 - seclan のほえほえルーム
  2. MozillaZine.jp :: トピックを表示 - 表示した履歴の保存日数について(firefox3.0.1)
  3. places.sqlite の再作成 Firefox Hacks 翻訳日記/ウェブリブログ

関連:

Adblock Plusの設定を移行

単純にフィルタの設定を移行したいだけであれば、Adblock Plusの標準機能としてインポート/エクスポートが用意されています。

旧プロファイルで適当な場所にテキストファイルとしてエクスポートし、新プロファイルで同ファイルをインポートすれば完了です。

もし、現在のヒット数や、最終ヒット日時まで含めて移行したいのであれば、下記のファイルをそのままコピーすれば可能です。

{profile dir}\adblockplus\patterns.ini

同じフォルダにバックアップファイルとして"patterns-backup1.ini"という数字付きのファイルもありますが、恐らく最新の設定は数字なしの単純な"patterns.ini"だと思われます。

この設定ファイル名はprefsの"extensions.adblockplus.patternsfile"に定義されていますが、ヘルプを見る限り、絶対パスでも指定可能とあります。デフォルトは相対パスの"adblockplus/patterns.ini"です。相対パスの起点はプロファイルフォルダです。

ヘルプが英語/ドイツ語/フランス語しかないので斜め読みですが、設定の移行に際してこのファイルを使え、という直接的な記述は見つかりませんでした。

このファイルのフォーマット変更は旧→新は可能だが、新→旧と戻す事は出来ないので、Adblock Plusのバージョンを戻すつもりなら、バックアップファイルは消さずに取っておけ。と言うような記述はありました。

参考:Adblock Plus preferences

2009/07/07

共有フィードをブックマーク

Google Readerには自分の購読しているフィードを共有する機能があります。エントリー単位でもタグ単位でも公開できますが、公開するためのページが用意されています。

https://www.google.com/reader/shared/user/{user id}/label/{tag name} http://www.google.com/reader/public/atom/user/{user id}/label/{tag name}

ところが、このような、共有画面→購読ボタン(ブックマークレットやアドオン)→Google Readerの確認画面、という面倒な手順を踏まなくても、一発でGoogle Readerの確認画面にたどり着けます。

自分がGoogle Readerでタグ別のフィードを閲覧する際のURL、例えば下記の様な

https://www.google.com/reader/view/#stream/user/{user id}/label/{tag name}

このURLを他人が踏むと、踏んだ人のGoogle Readerの画面に飛び、購読するかしないか聞かれます。

もちろん踏んだ側がGoogle Readerを利用している前提ですが。

{tag name}のタグが公開に設定されているタグの場合、他人がそのまま購読できます。

{tag name}のタグが非公開設定の場合、「権限がありません」と言われておしまいです。

最近のソーシャルブックマークは大概フィードを生成していると思います。他の人のブックマークのフィードをGoogle Readerなんかで見ていると、最近「Google リーダー」というタイトルのエントリーが流れてきます。このエントリーを開いてみたところ前述の様な仕様に気付きました。

自分の公開フィードをセルフブクマするのが流行っているのかと思ったのですが、単にミスしているだけみたいです。

Google Readerの画面から、各エントリーを直接ブックマークしようとして、間違えてGoogle Reader自体をブックマークしているようです。あとからその人のブックマークページを見に行くと消えています。

Google Readerユーザ間で共有するための処理が1ステップ減るのは便利な反面、もしブックマークは不特定多数に公開しているけど、共有フィードは身内にだけ共有するつもりで公開している場合など気をつけたほうがいいですね。

気のせいか上記の「Google リーダー」が流れてくるブックマークは、はてブのユーザが多い気がするんですが、アドオンなどのショートカットキーが間違えやすいんでしょうか。

多いといっても見掛けたの自体まだ2~3件ですが。

Blogger投稿画面 on Firefox3.5

tooltipがそのまま表示されている・・・

投稿は出来るので後回し。ダッシュボードも表示が崩れます。

追記

他の設定をいじってるうちに気が付いたら直ってしまいました。原因わからず。

keyconfigの設定を移行

keyconfig 20080929 " mozillaZine Forums

2008-09-29版の対応バージョンが3.5までとなっています。上記のページからリンクも貼られていますが、こちらから直接落とせるファイルがそのまま(Nightlyなど使わなくても)3.5にインストールできました。

設定の移行は、ちょっと強引ですが、プロファイルフォルダの直下にある"prefs.js"の当該部分を丸ごとコピーすれば、行けました。

ただし、JavaScriptのコード部分に日本語でコメントなどを書いている場合、prefs.jsをUTF-8で保存しないと日本語部分以降が読み込まれませんでした。

UTF-8で保存しても、keyconfigの設定画面の[ID]列では日本語が文字化けします。

user_pref("keyconfig.global.20080929", "");

という行から下がkeyconfigに関する設定です。keyconfigはキーバインドの変更も、新しいキーの追加も全部prefsに保存するみたいです。

user_pref("keyconfig.main.{key id}

で始まる行がkeyconfigでカスタマイズした設定です。その中でkey idの先頭が"xxx_key__"で始まる物が追加したキーです。それ以外がキーバインドだけ変更した既存のキーです。

prefs.jsの該当行を削除、又はコメントアウトする事で不要なキーを削除する事も可能です。既存のプロファイルから丸ごとコピーすると、既にアンインストールした古いアドオンのキーバインドの変更なども残っていました。


何はなくとも入れないと困るアドオンの一つkeyconfigですが、かなり変り種なアドオンですね。

結構なFirefoxユーザが依存していそうなのに、更新が余り行われない。AMOに登録していない。代替アドオンが無い。など。

それ以前に、機能的にFirefox本体に入ってても良さそうな気もします。

どちらにしろAMOに登録されていない以上、Add-on Collectorで管理できないので、一番先に入れてしまえば良かっと思っています。

アドオン画面やオプション画面など、頻繁に開く画面のショートカットキーで過去に自分で追加した物をすっかり忘れていました。

以前、Firefoxの再起動コマンドをAlt+Shift+F4に割り当てられない、という事を書きました。keyconfigの設定画面でAlt+F4を押した時点で設定画面が閉じてしまうためです。これはprefs.jsを直接編集する事で解決しました。

一度Alt+Shift+F9等に割り当てた後、F9の部分だけF4に書き換えれば簡単に変更できます。

Stylishの設定を移行

Stylishの設定は、プロファイルフォルダの直下にある"stylish.rdf"または"stylish.sqlite"というファイルをコピーすると旧プロファイルの設定を移行できます。

インストール直後

旧プロファイルのstylish.sqliteをコピーして再起動

ファイルが二つあるのはバージョンによる違いだそうです。

stylish.rdf
Stylish 0.5.9以前
stylish.sqlite
Stylish 1.0以降

もし、新プロファイルにインストールしたStylishが1.0以降なら、旧プロファイルのstylish.rdfでもstylish.sqliteでもどちらをコピーしても移行できます。

ただし、旧プロファイルにてStylishを0.5.9以前からインストールし、途中で1.0以降にバージョンアップした場合、両方とも存在すると思います。しかしstylish.rdfの内容は古い可能性があります。1.0系にバージョンアップした時点でstylish.rdfの内容がstylish.sqliteに移行され、それ以降rdfの方は更新されないからです。

stylish.rdfからstylish.sqliteへの移行は一度しか行われません。毎回行うと新しいはずのsqlite側が、更新されていない古いrdfの内容で上書きされてしまうからです。

もし、何かの失敗でもう一度移行したい場合、prefsの"extensions.stylish.legacyFileMigrated"をfalseにするか、リセットしてからFirefoxを再起動するともう一度取り込んでくれる様です。

Firefox更新情報Wikiブログ Stylish 1.0はスタイリッシュになれなかった?

2009/07/06

Firefox3.5対応&Add-on Collector

新しいプロファイルに、"Add-on Collector"でアドオンを入れなおして見ます。

結論から言うと、Add-on Collectorに任せたアドオン管理はまだ実用的ではありませんでした。

初期状態

まっさらな状態

まずAdd-on Collectorを入れる

スペルミスがあっても見つかりました

普通にインストール

一個だけ入れた状態

コレクションを引っ張ってくる

自分が作った自動公開コレクションは自分の購読リストに入るため、まずはログインして古いプロファイルで作った購読リストを取得します。

[Add-on Collector]画面 > [General Settings]タブ > [Log in]ボタンをクリック。

AMOにログインします。

購読リストが取得できた状態。余談ですが、古いプロファイルと新しいプロファイルでFx3.0.11とFx3.5を同時に起動しAdd-on Collectorに同時ログインしても問題は起きませんでした。

インストールしていく

依存関係や設定の問題もあるんでしょうが、一発インストールボタンが無いのでとりあえず一個一個インストールしていきます。

コレクションの中からアドオンを選択肢、[Add to Firefox]ボタンをクリック。

普段のインストールポップアップが表示されます。

こんな感じでチマチマ入れていくしかないようです。

インストールできないアドオン

既にインストールしたアドオンやバージョンの関係でインストール出来ないアドオンは[Add to Firefox]ボタンがグレーアウトされ、インストールできません。一覧に表示させないようなフィルタ機能が欲しいですね。

それとは別の問題として、インストールできるはずのアドオンが"not compatible"と表示されインストールできませんでした。

例えば、上の画像のNightly Tester Toolsはそのような古いバージョン向けのアドオンを強引に入れるためのアドオンなので、βでも無い最新版に対応していないはずは無いんですが。

右上の[View Collection]をクリックすると、AMOのコレクションページに移動します。

Webページ上の[Add to Firefox]はEnableに見えます。アドオン名をクリックすると、そのアドオンの固有ページに飛びます。

やはり[Add to Firefox]ボタンはEnableに見えます。

下の方にある対応バージョンの表記でも3.6a1preまで対応となっているので、当然3.5も含まれるはずです。

このページから[Add to Firefox]をクリックすると、やはりインストール可能な様です。

一度古いプロファイルを立ち上げて、Nightlyをコレクションから削除、もう一度公開、新しいプロファイルで[Subscriptions]タブの左下にある[Reload All]を押した所、インストール可能になっていました。

  • 一度Webページ上からインストール画面を出してみた
  • コレクションに追加した時のバージョンで判定されるので、公開しなおせばよい

どちらか、もしくはまったく別の理由で直ったのかは不明です。

良く見ると他のアドオンでバージョンが未対応の物は、"for older"の表示になっています。"not compatible"は一体どんな判定で表示されるんでしょうか。

どちらにせよ、

  • 一括インストールが出来ない
  • 古いバージョン向けの物を強引に落とす事が出来ない

となるとちょっと実用には遠い気がします。

前者の問題はAdd-on Collectorの更新に期待ですが、後者はNightly Tester Toolsの"Override all compatibility"ボタンがコレクションにも表示される、なんていうのは無理ですかね。

結局ダウンロードに失敗するアドオンなどもあり、コレクションの半分も復元できませんでした。

それ以前に、AMOに登録されていて、無効にもなっていない、かつ古くも無く、正式に対応しているはずのバージョンのインストール済みアドオン(Adblocck Plusなど)がコレクションに追加できなかったりします。

AMOのサイトからは追加できるのに、アドオン画面からは追加出来ないので、コレクション機能ではなく、Add-on Collectorの機能的な問題か、私のPCの環境の問題かもしれませんが。

Add-on Collectorからログアウトしているのに、[Publish to]プルダウンからコレクション名の一覧が消えない、などバグっぽいのがぼろぼろ見つかりますね。

2009/07/04

Firefox3.5対応

Firefox3.0.*及び、既存のプロファイルをそのままに、3.5をインストールして、新しいプロファイルで起動してみます。

毎回やってますが、3.5でオプションが変わってない確認の意味でも。起動まで一通りやってみて、変わっていませんでしたが。

インストール

既定のブラウザを変更したくない場合、最初の画面でチェックを外す。
この画像では外れてませんが、後から外しました。
カスタムインストールでインストール先を変更。

"C:\usr\local\bin\"が正規版、"C:\usr\local\opt\"がお試し版という使い分けをしています。

ショートカットが上書きされないように、アイコンの作成を全部はずす。
デフォルトプロファイルが上書きされないように、すぐに起動を外す。

うっかり既定のブラウザにセットしてしまい、うっかり*.htmlファイルをダブルクリックしたりすると、デフォルトプロファイルが上書きされながら起動したりします。冗談みたいなミスが、たまに、よくあります。

プロファイルの準備

新規のプロファイルを作成します。

createprofileというオプションは今回初めて使いました。 "admhfu53.for3.5"というのが今作ったプロファイル。 "ph62nefn.default"というのは昔作ったデフォルトプロファイルです。

プロファイルフォルダを移動(名前の変更も)します。

移動元:{home dir}\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\admhfu53.for3.5\
移動先:C:\home\KNYI Jong\.mozilla\Firefox\Profiles3.5\

この時点で、9KBしかないですね。予備に一つコピーしておくと、この後の作業が失敗した時のリトライに便利かもしれません。

起動

プロファイルをパス指定で起動します。

{install dir}\firefox.exe -profile "{profile dir}\Profiles3.5"

Windowsの基礎ですが、パスにスペースがある場合、""で囲む必要があります。

また、プロファイルフォルダの最後に"\"(円マークもしくはバックスラッシュ)は要りません。たしか付けてしまうと、そのフォルダの下に、さらにサブフォルダを作成してしまった気がします。

無事起動。この時点で4,210KBに増加しました。指定したプロファイルで起動してくれたようです。起動直後に既定のブラウザにするか聞かれるので注意してください。

実際の起動には-no-remoteなども付けています。どのプロファイルで起動する際にも使う共通のオプションは、JScriptを書いてfirefox.exeの横にfirefox.jsとして置いてあります。そうすると、ショートカットの記述は

{install dir}\firefox.js "{profile dir}\{profile name}"

だけで良くなるので見通しが良くなります。

さて、ここからが大変です・・・

参考:小粋空間: Firefox2 と Firefox3(ベータ版)の共存