MacにはデフォルトでTime Machine.appというバックアップツールが付属しています。
このTime MachineはApple純正のWi-Fiルータ兼Wi-Fi NASのTime Capsule専用の同期ツールと勘違いしていたのですが(iOS製品におけるiTunesのように)、実際には外付けHDDなどのストレージならなんでもいいらしいので、使って見ることにしました。
内蔵HDDなどとは別に、予備のストレージを用意する必要があります。
- Time Machineの起動
- Time Machineの設定
- バックアップ先の選択
- 設定の再確認
- 初回の同期
[アプリケーション] > [Time Machine.app]を起動すると、先に設定しろと言われます。
[Time Machineを設定]ボタンを押すと設置画面が開きます。
この画面は[システム環境設定] > [システム] > [Time Machine]からでも開けます(*1)。
[バックアップディスクを選択]を押します
予備のドライブ一覧が表示されるので、バックアップ先に使いたいドライブを選択して、[バックアップに使用]を押します。
これだけで設定は終了で、左側のスイッチは自動で[切]から[入]になっており、既に1分半後に第1回目のバックアップを行うカウントダウンが始められています。
[Time Machineの状況をメニューバーに表示]にチェックを入れると、メニューバーにこんなアイコンが表示されます。カウントダウンが終了すると、最初の同期を行います。
バックアップ先のドライブは直接覗くことも可能なファイル構成になっています。
フォルダの更新時間から察するに、34GB弱のメインディスクのコピーに、25分位かかったようです。
以降、起動していると一時間ごとにバックアップを取るので、しばらくするとこのようなファイル構成になります。
最初のバックアップはメインのHDDを丸々コピーするので、サイズも大きく、時間がかかります。二回目以降は変更のあったファイルの差分のみと思われます。
Finderから各フォルダのサイズを見ると全て25GBになっており、すべてのファイルが入っているのですが、ドライブの使用量を見る限り明らかにそんなに使っているはずはないので、リンクファイルと思われます。
- *1 以降、この設定画面はシステム環境設定から開きます。Time Machine.appを起動すると設定画面ではなく復元用の画面が開く為です。