2010/08/28

Macでウィンドウを切り替える

⌘+Tab
アプリケーションを切り替える
⌘+F1
サブウィンドウを切り替える

Windowsの場合、Alt+Tabでサブウィンドウを含めた全てのウィンドウを切り替えられますが、Macの場合アプリケーションのインスタンス毎に切り替えた上で、サブウィンドウを切り替える必要が有るみたいです。

Windows 方式の場合、あるアプリのサブウィンドウから別のアプリのサブウィンドウに一足飛びに切り替えられるメリットは有りますが、ウィンドウが多すぎると、複数 のサブウィンドウが同じアイコンで表示されるので、タイトルを見ないと識別できないデメリットもあります。

Mac方式の場合、逆に2ステップかかるデメリットが有りますが、ウィンドウ数が多くても混乱しにくいメリットが有ります。

また、Macの場合、Exposeでも代用は可能みたいです。

F9
全てのウィンドウを一覧
F10
アクティブなアプリのサブウィンドウを一覧

ちょっと法則性が無くて覚え辛いですが、[システム環境設定] > [キーボード] > [キーボードショートカット]で確認できます。

iTunesで統合し損ねたファイル

iTunesのファイル統合機能を使って、ネットワーク上のWindowsフォルダからMacのフォルダにコピーしたところ、統合し損ねているファイルが、音楽ファイルで1点、アプリで数点ありました。

音楽ファイルはプロパティを見るとネットワーク上のWindowsのライブラリフォルダをさしたままでした。ただし、一度Windows側の共有を切ってしまっていたので、パスが存在しないと言われている状態。

共有をし直し、改めてその1曲のみ、コンテキストメニューから[ファイルを統合]すると、Mac上のフォルダにコピーされました。

700曲超の内の一曲だけなので、ファイル名が日本語だからどうのという訳でもないと思いますが、理由は不明です。

また、アプリの方はプロパティを見ても、ファイルの所在はMac側のiTunes管理フォルダに変更されており、「コピーされたこと」にはなっているようでした。しかし実体ファイルは存在しません。

そこで、Windows上のiTunes管理フォルダに残っていた*.ipaファイルを手作業でコピーしてみた後、iTunesを開いても、やはりアイコンはグレーアウトしたままの状態。

そのままiPhoneを同期してみたところ、ファイルはちゃんとコピーされましたが、最後尾のページに追加されていたので、新規追加しただけの扱いになっているようです。

全てのファイルがきちんと統合されているか、事後確認しないといけないようでは、あまりあてにはできませんね。なんにせよコピー元のバックアップが重要な点は言うまでもないようです。

Re:WinからMacにiTunesを移行

iPhoneを工場出荷リセットしたら、いくつかのファイルが同期し損ねました。iTunesをMacに移行後、リセットしない、ただの同期では問題はありませんでした。

バックアップ -> リセット -> 復元と順を追って、iPhoneをリセットしてみたところ、いくつかのアプリがiTunes上にはリストアップされていながらも、アイコンがグレーアウトしており、iPhoneには同期されませんでした。

アイコンがグレーアウトしているアプリは、~/Music/iTunes/iTunes Media/Mobile Applications/の下に、*.ipaというファイルが無いようです。ライブラリの整理(統合)のどこかの段階で失敗していたのかもしれません。

ただ、iPhone上では動いていたので、なぜバックアップ時にiTunesに同期されなかったのは不明です。

また、最近インストールしたアプリが同期されなかった訳でもなく、日付順でもサイズ順でも得に法則性がなく、同期されなかったファイルの基準も不明です。

アプリは再購入(再課金)なしにダウンロードし直せるそうですが、今回復元し損ねたアプリは無料の物ばかりだったので、実際に再購入が不要だったのかは不明です。

なお、再ダウンロード後にiPhoneと同期した場合、アイコンの位置は記憶されておらず、最後尾のページに追加されていました。

そもそも、今回工場出荷リセットした理由は、[設定] > [一般]を開くとフリーズする現象に何か変化が起きる事を期待しての物でしたが、そちらには良くも悪くも変化は起きずじまいです。

自分の所有しているAirMac ExpressやiPod nanoなどのApple製品は、Windows版の管理ユーティリティから設定すると挙動にやや不安定な点が見られたのですが、Macの同ユーティリ ティから設定し直すとそのような挙動が見られず改善する、という事例が2、3有りました。

このソ○ータイマーならぬ、アップルリミッターの様な物がiPhoneでも再現されないかと期待したのですが、むしろ状況が悪化しただけでした。

2010/08/27

共通スタイル

P { font-size : 12pt !important; font-family : serif !important; margin : 1em 0 !important; }

これだけは使いたいHTMLタグ、というのをあげるとしたら、個人的にはPタグ。

BRタグで改行すると画面サイズに依存するので、たまに入力欄に合わせたらしい改行位置が、自分の画面では行頭2文字目で改行されていたりと悲惨な事になります。

また、最近iMacにしたところ、画面サイズが大きくなったものの、それ以上にピクセル数が上がっているため、ドットピッチが小さくなり、同じフォントサイズでも見た目が小さくなってしまいました。

全 タグやDIVタグのフォントサイズを大きくしたり、画面をズームすると余分なところまで大きくなりすぎてしまいますが、Pタグは使う人でも、本文部分以外 にはそうそう使われないので、本文さえちゃんと読めれば良い、という需要であれば、上記のスタイルだけでもだいぶ見やすくなりました。

また、Windowsでは明朝フォントというのは生理的に受け付けなかったんですが、Macだと存外キレイなので、デフォルトフォントの設定もゴシックから明朝に変えてます。

このスタイル指定で一番読み易くなったのはGoogle Readerでしょうか。元々フィード経由のエントリーはスタイル指定がほとんど落ちていて、Google Reader仕様の統一感あるデザインになるので、フォントがしっくりくれば相当読み易くなります。

margin指定はGoogle Docsで書式に「標準の段落テキスト」を使うとソース上、段落がPタグで囲まれますがなぜか行間が開かない為です。

2010/08/20

WinからMacにiTunesを移行

前提条件

省略表示

  • MacのiTunes:Mac.iTunes
  • MacのiTunesフォルダ:Mac.user
  • WinのiTunes:Win.iTunes
  • WinのiTunesフォルダ:Win.user

※Mac.user=~/Music/iTunes/

Mac.iTunesをWin.iTunesの設定で開く

Optionを押しながらMac.iTunesを起動し、ネットワーク上のライブラリ管理ファイル"Win.user¥iTunes Library.itl"を選択すると、Win.iTunesのライブラリをMac.iTunesで開ける。

ライブラリの保存場所を、Win.userからMac.userに変更する

Mac.iTunesの[環境設定] > [詳細]タブ > [iTunes Mediaフォルダの場所]という項目が、"Win.user¥iTunes Music"になっているので、"Mac.user/iTunes Media"に変更する。

音楽ファイルその他をWinからMacへコピーする

ライブラリの保存場所を変更後、[ファイル] > [ライブラリ] > [ライブラリの整理]を行うと、ライブラリ下の実体ファイルが全て変更後のフォルダへ集められる。

Windowsのフォルダ名は"iTunes Music"となっていますが、おそらく古い設定の名残で、音楽ファイル以外のメディアファイル(iPhoneアプリなど)も全てこの下にあります。

ライブラリ次第で数GBを超えるファイルをコピーするので非常に時間がかかります。

ライブラリ管理ファイルを移動する

ライブラリ管理フォルダをMac.userに変更しても、ライブラリ管理ファイル(iTunes Library.itl)はWin上に残ったままです。一度iTunesを終了して、手作業で移動します。

Win.user¥iTunes Library.itl、Win.user¥iTunes Library.xmlをMac.user/直下にコピーまたは移動します。

Mac.iTunesを移動したライブラリ管理ファイルで開く

Optionを押しながらMac.iTunesを起動し、Mac.user/iTunes Library.itlを選択する。

これで、Mac上のライブラリ管理ファイルでMac上のライブラリを開いた状態になります。

一応この方法で移行したMac.iTunesにiPod nanoとiPhone 3GSを繋いでも問題なく同期を行えました。またiTunes Storeのアカウントはログインさえすれば参照可能です。

この方法で移行されなかったのは、サイドバーの"Podcast"や"ラジオ"といった項目の表示/非表示くらいです。"プレイリスト"は当然移行されています。

後始末

WinからWin.iTunesを起動すると、ライブラリ管理フォルダがMac.userに変更されていると思いますので、[環境設定] > [詳細]タブ > [iTunes Mediaフォルダの場所]にて[リセット]ボタンを押せば、Win.userに戻されると思います。

[ライブラリの整理]はコピーするだけで、移動や削除は(多分)しないので、Win上の音楽ファイルは消えていないと思います。

認証/認証の解除

DRMのかけられた音楽ファイルをiTunes Storeで購入している場合、コピー可能な端末は5台までだそうです。

移行先のMac.iTunesで[Store] > [このコンピュータを認証]する事でDRM付きの音楽を再生可能になるようですが、その前に、移行元のWin.iTunesで[Store] > [このコンピュータの認証を解除]しておかないと、人によっては5台制限に引っかかるかもしれません。

どのライブラリ管理ファイルで開いているか

MacならOption、WinならAltを押しながらiTunesを開くと、ライブラリ管理ファイル(iTunes Library.itl)を選択する事ができますが、既に起動しているiTunesがどこにある管理ファイルで起動されているのか確認する項目がありませ ん。

そのような場合、[環境設定] > [詳細]タブ > [iTunes Mediaフォルダの場所]の横にある[リセット]ボタンを押すと、おそらくですが、管理ファイルと同じフォルダの"iTunes Media"フォルダが選択されると思います。そのまま保存せずにキャンセルで設定画面を閉じれば変更は反映されません。

これを利用して、リセット後に表示されるパスを確認する事で、今利用している管理ファイルがどこにあるのかを確認できます。

WinとMacの差

前述の"iTunes Music"フォルダと"iTune Media"フォルダの名前の違いの他に、ライブラリ管理ファイルも、Win:iTunes Library.itl、Mac:iTunes Library、と拡張子の有無に差があるようです。

デフォルトで作成されるMac.iTunesの管理ファイルには拡張子がありませんが、Win.userからコピーした拡張子有りのファイルをMac.iTunesで開いても問題は無いようです。

より良い解決策

Apple公式の推奨方法は、移行元の設定をメディア(CD-Rなど)にエクスポートし、移行先でインポートする、という方法だそうです。

メディアやRへの書き込み可能なドライブがあるなら、そちらの方が確実です。

参考

2010/08/18

Re:後で調べる iOS4の不具合

iOS 4.0.1

[設定] > [一般]を開くとフリーズする問題は解決せず。

iTunes9.2 + iPhone構成ユーティリティ3.0(Windows版)

起動時に"Apple Mobile Device Support"を検出できないと言われ、起動できない問題は解決せず。

Mac版のiPhone構成ユーティリティは起動はしますが、iPhone(内のプロファイル)が正しく認識されなかったので、やはりプロファイルかその周辺の何かが破損している可能性が高いようです。

関連:後で調べる iOS4の不具合

2010/08/13

MacとWinでファイル共有

環境 初期設定
Mac Win
バージョン OS X10.6 XP SP3
IP 192.168.11.13 192.168.11.11
Work Group ? home

Mac側の共有設定

[システム環境設定] > [インターネットとワイヤレス] > [共有]

[ファイル共有] > [オプション]

[SMB(Windows)を使用してファイルやフォルダを共有]にチェックを入れる

Winで見て見る

Explorerを開いてアドレスバーに"\\192.168.11.13"と打ち込んでみると、 マイネットワーク > ネットワーク全体 > Microsoft Windows Network の下に"Workgroup\(Macのコンピュータ名)"が表示されます。

Win側の設定

[システムのプロパティ](Win+Break) > [コンピュータ名] > [変更]ボタン [コンピュータ名の変更] > [ワークグループ] でワークグループ名を"Workgroup"に合わせる→PC再起動

※mac側の変更方法が解らなかった為、Win側であわせた

Win側の設定(ウィルスセキュリティZERO)

PC再起動直後に、MacのFinderで[共有]の下にWinが見えるものの、アクセスが出来ない。のでウィルスセキュリティをOffにすると、正常にアクセス可能に。

つまり、ウィルスセキュリティに引っかかっているので、迂回設定が必要になります。

[ウィルスセキュリティ] > [不正浸入を防ぐ] > [設定] ボタン [不正浸入を防ぐ]画面 > [ネットワーク]タブ > [追加]をクリック [ゾーン管理]画面 > [ipアドレスを指定]を選択。IPアドレスにMacの192.168.11.13を設定 [このエントリーを許可ゾーンに設定します]を選んで[OK]ボタン

Mac側で見てみる

Win機配下の共有フォルダ一覧が見られるものの、アクセス不可。なので、[別名で接続]を押して、Windowsのログインユーザ・ログインパスワードでログイン。フルアクセス可に。

「ディスクアクセス」について

ネットでWin:Macのファイル共有を調べると、「ディスクアクセス」がどうとか出てきますが、OSXのバージョンによって、大分パスが違うようです。そして最終的に使いませんでした。

  • 10.4-:/アプリケーション/ユーティリティ/ディスクアクセス
  • 10.5 :/アプリケーション/ユーティリティ/ディスクユーティリティ
  • 10.6 :/システム/ライブラリ/CoreServices/ディスクユーティリティ

2010/08/08

オンラインで編集

久しぶりにGoogle ドキュメントからBloggerへの投稿を試してみたところ、

  • タイトルは反映される
  • タグは反映されない(タグ設定前に公開される)
  • 日本語が全て実体参照(&#xxxxx;といったエスケープ表現)に置き換えられる

といった状態で、そのままは若干使いにくい感じです。

適当に試していたところ、ドキュメントの編集画面で全選択 > Bloggerのリッチテキストエディタにコピペ、という方法が存外奇麗に貼付けられました。

公開していないドキュメントの画像とかがなぜかそのまま貼付けられて(多分Bloggerから参照できて)いると思うのですが、どうなっているんでしょうか。

どうせブログはテンプレートを使うとvalidateなHTMLは絶望的ですが、本文部分ぐらいまともなタグにしようと思い、brを多用せずにpにしたり、リストは「・」で済ませずにul/ol/li/dl/dt/ddを使ったり、表示上問題なくても&や"はエスケープしたり、というのをテキストエディタのマクロやショートカットで行っていました。Macに移行するにあたって、miというエディタを使ってみたんですが、マクロによる置換を行うと日本語部分が文字化けし、文中に制御文字が挿入され、Undoできれば運が良い方で、だめな時はなにしても制御文字の汚染範囲が広がるばかり。という症状が何回か発生し、先ほどたまたま保存していなかった書きかけの文章が1時間分飛びました。

普段マメに保存する質ですが、新しい環境に神経使いながら、文章に集中しだすと、できていた物もできなくなります。この辺は根性論かざしても人間無理な物は無理なので、素直にテクノロジーに頼った方が楽ですね。自動保存のエディタなら、がんばってマメに保存する必要がなくなります。

そういえば、GoogleドキュメントはMacから開くとちゃんとショートカットもMac対応になるんですね。

Macでキャプチャ&編集

撮影方法は標準機能でも何通りかあります。

  1. スクリーンショットを撮る
    1. ショートカットキー
    2. プレビュー
    3. グラブ
  2. 編集

スクリーンショットを撮る:ショートカットキー

効果 キー
1 全体をファイルに保存 Shift + Cmd + 3
2 全体をクリップボードにコピー Ctrl + Shift + Cmd + 3
3 選択部分をファイルに保存 Shift +Cmd + 4
4 選択部分をクリップボードにコピー Ctrl + Shift + Cmd + 4
5 選択ウィンドウをファイルに保存 Shift+ Cmd + 4 > Space
6 選択ウィンドウをクリップボードにコピー Shift + Ctrl + Cmd + 4 > Space

1〜4は[システム環境設定] > [キーボード] > [キーボードショートカット] > [スクリーンショット]で確認できます。

スクリーンショットを撮る:プレビュー

[アプリケーション] > [プレビュー]でもほぼ同じ事が可能です。

プレビューを起動して、[ファイル] > [スクリーンショットを撮る]から各種メニューを選択します。

スクリーンショットを撮る:グラブ

[アプリケーション] > [ユーティリティ] > [グラブ]でもほぼ同じ事が可能です。

[環境設定]でカーソルの種類を選択しておくと、スクリーンショット内にカーソルを含めて撮影できます。

編集

保存したスクリーンショットの画像ファイルをダブルクリックするか、[アプリケーション] > [プレビュー]でプレビューアプリを開きます。

Shift + Cmd + aでウィンドウ下部に注釈ツールバーが表示されます。矢印だの丸だのテキストだのといった、簡単なスクリーンショットへの編集ならこれで間に合います。

や はり、新しい環境だとインプットは適当にごまかせても、アウトプットに難儀します。ブラウザもFirefoxなどのクロスプラットフォームな環境が非常に 有り難いものです。ちょくちょく調べつつ設定を調整していたテキストエディタが不安定で、1時間掛けて書いてたファイルが飛んだりもしたので、自動保存で 環境に依存しないWebベースのツールを本気で開拓した方が良い気がしてきました。

KBDタグの強調スタイル

<style> kbd{ font-family : Courier; border : solid black; border-width : 0 1px 1px 0; padding : 1px 2px; } </style>

HTMLにはユーザのキーボードからの入力を示す<kbd>というタグがあります。個人的には、そこそこ使ってるのですが、そのままだと文中に埋もれるので、専用のCSSを追加しました。

テンプレートをいじりたくないので、タイトルなしのガジェットでCSSを追加しましたが、HEADタグ外でCSSの定義はvalidateじゃなかった気がします。ガジェットだのウィジェットだのが一般的に利用される昨今、部分的に適用可能なCSSの定義とかできた方が現実的だと思いますが。

表示サンプル(Mac版各ブラウザのホームページへ移動ショートカット)

  • firefox Option + Fn + ←
  • chrome Shift + Cmd + H
  • safari Cmd + Fn + ←

2010/08/06

MacのCapsLockをつぶす

[システム環境設定] > [ハードウェア]グループ > [キーボード] > [修飾キー]ボタン

[Cpas Lock キー]プルダウン を変更

キーボードの設定までは何となく見つかりますが、修飾キーボタンを見落としていました。すこし目立たない位置にあります。

なるべく新しい環境では、まずは標準仕様で慣らしたいですが、さすがにノールックで一番押し易い位置に、利用率ワースト1を競いそうなキーがあるのは邪魔です。

昔からありますが、CapsLockって物理的なボタンを用意してまで提供する必要性のある機能なんでしょうか。もっとボタン一発で起動したい、優先度も利用率も高い機能いくらでもありそうです。

参考

ベンチマークスコアもいいけど、実用度も知りたい

ベンチマークスコアはあくまで相対的な数字なので、異なる環境で同じベンチマークを行った場合の成績の差でしかありません。

しかし、同一のベンチマークである程度のスコアを出しているなら、それをもって特定のアプリの動作基準に足りているという一覧表があると便利だと思うのですが。

私は今回、middle2010の新型iMacの発表を待ってlate2009モデルのiMacを買いました。理由は必要充分な性能の端末が値下がりするのを待っていたためです。

元々使っていたノートPCは5年前の物で、YouTubeの動画は360pがスムーズに再生できる限界でした。ネットワークが間に合っていても(あるいはバッファ済みでも)480pですらまともに再生できないありさまです。

そこで、次に購入する端末では、(動画自体そんなにみないんですが)せめてHD動画の再生くらいスムーズできる、というのを最低条件にしようと考えました。実家で購入予定のPCのアドバイスを求められたのも影響しています。実際問題、実家で使うPCはネットとメールができて、動画とmixiアプリがスムーズに動くどうか、という点ぐらいしか考量する余地はありません。

ところが、iMacに搭載されているCPUやグラボのカタログスペックやベンチマークスコアはいくらでも出てくるのですが、その性能だと何がどれぐらい動くのかという情報がすぐに出てきません。

逆に、そのCPUじゃ物足りないとか、そのグラボじゃ低能すぎる、といったユーザの利用場面を勝手に想定した抽象的なアドバイスともつかない蘊蓄はよく見かけます。全員が全員動画や音楽の編集をする訳でもないので、メーカーの営業でもないのに常に最高スペックを薦めるのは理解に苦しみます。

具体的だけど使えないスコア、抽象的すぎて役に立たない意見、結局のところlate2009モデルで問題ないと思った決めては、比較サイトの口コミにあった「YouTubeのフルHDがスムーズに再生できました」の一言。知りたかったのは、たったそれだけでした。

PCパーツの組み合わせは無限にあるので、ある種のベンチマークで総合的なスコアでいくつを出したら、このアプリはだいたい問題なく動く、という対照表が欲しいところです。ある種のアプリの必要スコアの変化とかが時系列で追えたりすると、「向こう3年は持つPCに求められるスペック」とかもわかり易いと思うのですが。

ハードの選定に時間かけたくないので、メーカー横断的な比較用スコアが在ると個人的にありがたいというだけですが。

というわけで以下が個人的に知りたかったYouTubeベンチ結果です。(ネットワーク速度が間に合っているという前提で)

YouTube解像度別再生状態
解像度Apple iMac(late 2009,Core2Duo)DELL Inspiron510m(PentiumM)
1080p×
720p×
480p
360p
240p

2010/08/05

MacからAirMacに接続

作業内容自体は何の変哲もない、LANへの接続作業です。有線ならLANケーブルをつないで、IPを設定するだけ。無線ならAPにつないで、IPを設定するだけ。です。

今回問題らしい問題は、APにつなぐ際にのSSIDとパスワードの設定が「不正なパスワード」と言われなぜか通りませんでした。同様の症状を調べても、「時間が経ったらなおった」「気がついたらなおってた」という状態。

結果としては、Mac付属版のAirMacユーティリティで設定し直したらなぜかなおりました。これまではWin版のAirMacユーティリティで設定していました。

  1. Macから接続

    AirMacのSSIDを指定して、パスワードを入力しても「不正なパスワード」といわれ、AirMacに接続できない。

    ※最近、近所の特定のAPが検出されると電波干渉が起きて、Win機からAirMacに接続できなくなる(iPhoneは接続できる)のですが、丁度設定中にそのAPが検出されWin機から設定の確認が出来ない状態に。

  2. リセット

    AirMacのリセットボタンを長押しし、工場出荷状態にリセット

  3. 再設定

    有線でモデム==ルータ==AirMac==Macと繋ぎ、以前と全く同じ設定をMac版のAirMacユーティリティから再設定。

    AirMac再起動

  4. Macから接続

    最初にはじかれたSSIDとパスワードで接続。問題なし。

  5. Win機から接続

    ジャミングAPが消えた後、Win機から従来の設定でAirMacにアクセス。問題なし。

結論として、Win版AirMacユーティリティでAirMacの設定を行うと、Mac側から接続できなかった。しかし、Mac版AirMacユーティリティでAirMacの設定を行うと、Mac/Winどちらも問題なかった。

また、Windows版のAirMacユーティリティではセキュリティ設定(WPAなどの)したAirMacを検出してくれない、という症状がありました。全部設定し終わった現状、Mac側ではそのようなことはありませんでした。

Mac側で設定後、Mac版AirMacユーティリティはセキュリティ設定のされたAirMacを自動スキャンで検出可能。Win版AirMacユーティリティではセキュリティ設定のされたAirMacを自動スキャンで検出不可能。

Win版のAirMacユーティリティに問題があるか、もしくは私のWin機と相性が悪いのか、といった状態。

2010/08/03

iTunesの管理下のファイルを整理/統合

iTunesには音源の実体ファイルを統合する機能があるそうです。

音楽CDからのインポートではなく、あらかじめmp3やaacなどの音楽ファイル形式になっているファイルを、iTunesへドラッグ&ドロップで追加した場合、実体ファイルは元の位置に置いたまま、ライブラリへはリンクが追加されます。

そのため、ライブラリ内の全ての音源の実体がiTunesの管理フォルダ内に存在するとは限らないそうなのですが、これだとファイルのバックアップなどに問題が生じます。

そこで、ライブラリ内の全ての音源をリンクではなく実体ファイルでコピーするのが、統合機能です。

少し前まで「統合」だったらしいのですが、最新版では「整理」になっています。

[ファイル] > [ライブラリ] > [ライブラリを整理]

とすると、iTunesの管理フォルダ内に全て集まります。設定画面からフォルダの場所を変えて整理してみたところ、上で音源と書きましたが、iPhoneアプリなどもコピーされました。