2010/04/27

ソーシャルな機能、ソーシャルな責任

Buzzのコメント制御」にて、コメントを無効に出来ますとのご指摘をいただいたのですが、改めてみると、無効(追加コメントの停止)、削除、削除時にコメント投稿者をスパム報告、まで出来ます。

加えて、デフォルトの仕様として、自分の投稿に対してコメントがあるとアラートが受信箱に入ってきます。

あくまで規範論になりますが、2年前のこれらの事件と今年リリースされたバズの機能を鑑みると、「場の提供者はある程度の責任を取らなければいけない」という前提に基づいて、バズの投稿者(トピック作成者)に対して権限が委譲されているのではないかと思えてきます。

権利と責任は常に対なので、権限が委譲されているということは、責任も委譲されているということです。今後、同様の事件が起きた場合、削除できるのにしなかったユーザ(トピック作成者)に対して、Googleが責任を求めてくる可能性もあるかもしれませんね。(直接の加害者の責任は、また別ですが)

上記英語のニュースでも、最近のユーザ生成コンテンツに関して今後の法整備がどうのという記述があります。確固たる論拠とできる判例がまだ無いのかと思いますが、思いつく自衛策は講じておきたい所です。

例えば、余り無いとは思いますが、バズにて自分の立てたトピックであまりにコメントが長くなったので、立て主がミュート(コメントが付いても知らせない)してしまった場合。そこで問題のあるコメントが長期間放置されたら、削除権限のある人が監視を怠ったと見なされるかもしれません。

この場合、ミュートではなく、(他でやってもらうように書き添えた上で)以降のコメントを停止する「無効」にすべき。などといった対応が妥当になるのでしょうか。単に無責任な対応はしない、という基本的な話ですが。

前掲の事件では「匿名で」中傷でき(る場を用意し)たという点も重要視されているようです。そう考えると、「Buzzのコメント制御」にて確認したGoogleリーダーの設定も、匿名性のコントロールとして、特定のユーザにのみコメントを許可する仕組みであり、「特定のユーザ」とは自分のコンタクト(連絡帳)を元にした対人関係を単位としています。

「自分のコンタクト」という事は、追加された時点で「自分の意思」が介在しているので、少なからず「自分の責任」が発生しているとも取れます。

最近ではWebサービスではゲームでさえ、オフラインの人間関係を持ち込めるソーシャル機能が前面に押し出されている以上、「たかがゲーム」とも言っていられません。「ネット/オンライン」の対義語が「リアル」では無くなって来ると、ネット上でも「リアル」な責任が発生して来ると思います。

余り窮屈な空間にはなって欲しくありませんが、完全に呆けてもいられません。ソーシャルな機能をどれだけ採用して、どれだけ責任を取るか、どれだけ捨てて、どれだけ責任を放棄するか、責任の範囲を意識的に選択するという、当たり前と言えば当たり前の行為の重要度が増しています。

権限と責任のトレードオフという話し自体は、掲示板にしろブログのコメント欄にしろ昔からある話ですが、最近のソーシャル系のサービスではこれまでよりもずっと見えにくい裏方の連携が増えています。そういった点でも、機能やデータの連携・経路は、利用開始前に明示して欲しい所です。

2010/04/26

Buzzのコメント制御

サブアカウントのテスト中に気が付いたんですが、自分のバズの下部に

「○○さんがこの投稿に対するコメントを無効にしました」

なる表示が。

ソースが「Googleリーダー」のバズにだけ付く様なので、Googleリーダーの設定を見てみると、確かにそんな設定がありました。

投稿者自身に見えないのが厄介です。バズ単体でこのような制御は出来なかったと思うのですが。出来たみたいです。ご指摘ありがとうございます。Friend Connectの時もそうでしたが、何処と何処が連携しているかもう少し明確にして欲しいですね。

リーダのシェア機能を経由しない、バズの専用投稿画面が出来たので、リーダーのシェア機能の存在意義が微妙だなぁと思っていたのですが、制御範囲に微妙な差があるなら多少の使い分けには使えるのでしょうか。

2010/04/25

BuzzにReader非経由で投稿

ReaderのShareを連携していれば、間接的にBuzzに投稿できましたが、いつの間にか専用APIが用意されていました。

上記を参考にして、Firefox用の投稿ブックマークレットを作ってみました。選択範囲がメッセージ欄に入ります。

Buzzに投稿

javascript: (function(){ var q='http://www.google.com/buzz/post?url='+encodeURIComponent(window.location.href); q+='&message='+encodeURIComponent(document.getSelection()); if(!window.open(q)) location.href=q; })();

適当なページでブックマークレットを実行すると、新しいウィンドウ(タブ)で投稿画面が開きます。

投稿後画面で[投稿を表示]リンクをクリックすると、投稿したBuzzのパーマリンクに飛べるみたいです。

ブックマークレットの参考にしたサイト

Deliciousのブックマークレットは実際には自分のブラウザのブックマークレットの中身を見たんですが、ヘルプページの物と内容が異なっていました。たまに更新されてるんですかね。

2010/04/23

Drawingの公開イメージはダウンロードされる?

Google ドキュメントのDrawingで作成した画像のURLを直接アドレスバーに入れると、ブラウザで表示せずにダウンロードが始まります。

ex)Drawingの公開アドレス http://docs.google.com/drawings/pub?id=XXXXX

HTTPのレスポンスヘッダに"Content-Disposition"(ダウンロード時のファイル名を指定するヘッダ)が含まれるとそういう挙動になるようです。画像タグ<img src="" />で埋め込み画像とする分には問題ありません。

Drawingで書いた大きな画像のサムネイルをブログに貼り付け、リンクをクリックしたら大きい画像を表示、とかしたい場合にちょっと不便です。

とりあえずの回避策ですが、スプレッドシートの埋め込み画像として公開されるURLならダウンロードされませんでした。

ex)スプレッドシート埋め込み画像のアドレス http://spreadsheets.google.com/pub?key=(略)&output=image

手順としては

  1. Drawingで画像を作成し、公開する
  2. Drawingの公開画像をスプレッドシートに埋め込む
  3. スプレッドシートを公開する
  4. 公開されたスプレッドシート上の画像URLを取得する
    (Firefoxならページ情報を見るか、画像のURLをコピー、など)

とすれば、ダウンロードされずにブラウザで表示可能な画像URLを取得できます。

まぁDrawing上の変更を、埋め込んだブログ上でも反映させたい、とかでなければ一度ダウンロードした画像をブログにアップロードすれば済みますが。

2010/04/22

クラウドメール

「サイド」ブレーキが本質的には「パーキング」ブレーキであるように、形容ではなく目的で名前をつけるべきなので、Gmailを「Webメール言うな」という話を何度かねちっこく書いています。

優れたWebインタフェースが本質じゃないならなんなんだ、という事ですが、まぁ端的に言うとクラウド型メールですよね。と思ったら既にそういう呼び方は割とされているようで。

クラウドメール - Google 検索

  • クラウドメール の検索結果 約 11,500,000
  • WEBメール の検索結果 約 11,400,000
  • ウェブメール の検索結果 約 35,800,000

件数の割りにあまり馴染みが無いのは、まだ「クラウド(型の)メール」という説明であって単語になっていないからかもしれませんが。また、クラウド型かどうかの利点が、主にビジネスサイドから語られることが多いので、コンシューマサイドでそう呼ぶことが少ないのかもしれません。

とりあえず、今後は知り合いに

「Gmailってフリーメールなんでしょう?(安かろう悪かろう的な意味で)」
「GmailってWebメールなんでしょう?(I/Fがちゃちい的な意味で)」

などと聞かれたら

「いや、Gmailはクラウドメール(キリッ」

と答える事にします。

つい最近まで「クラウド(cloud)」はスケーラブルで分散されたストレージとそれを基にしたインフラサーバ郡(つまりハード)を指すのかと思っていたのですが、いつの間にかSaaSなどの「あちら側」にデータを預けるサービスなど(つまりソフト)も全般含めて指すようになっていたんですね。

2010/04/21

電話付きフォトフレームが欲しい

諸事情により電話の無い環境に居る祖母に親戚が連絡を取れるような機器が欲しい。緊急連絡用途ではなく、単なるコミュニケーション用途で。その電話で生命の安全を保障したいわけではないのでミッションクリティカルな物では無くて良いという前提で。

時代劇専門チャンネルを当て込んで契約したケーブルTV用チューナは付属のリモコンに30個を超えるボタンがあり、祖母には全く使いこなせなかった。「時代劇専門チャンネル」を目的に契約した事は売り込みに来た営業の人は承知のはずで、扱うのが80を超えた老人であることも見て知っているはず(当時既に半痴呆の祖母が1人で在宅時に来たので勝手に契約してしまった)だが、そういう商品しか提供できなかったのだろうかと思う。

チューナ特有のE-メールの様なお知らせ機能は言うに及ばず、TVの電源ボタンとチューナの電源ボタンという二つの電源ボタンの区別すら、1年使って最後まで覚えられなかった。リモコンに赤いマジックで丸を付けていても、押さなくていいところを押しては「TVが映らなくなった」という電話がほぼ毎日あり、しまいには「映らない時は見ない」になってしまい電話すら来なくなった。電源の切り方が解らなくなると最終的にはコンセントを引っこ抜いてあった。(電源を入れなおすと映らないチャンネルで音量最大、盛大なノイズ音に驚くなどと言う事もあった)

「余分なボタン」というのは押したくて押しているわけではなく、手元がおぼつかないのでぶつかっているだけと思うが、それでも押してしまったら本人は元に戻せない。

そんなユーザを前提に、それでもなんとか使える機器となると、いわゆる「シンプルフォン」などではボタンがあまりに多すぎて問題外。最新のケータイを使いこなす若者から見ればシンプルだが、生まれた時に自宅に電話が無かった世代からみてお世辞にもシンプルとはいえない。

実際、祖母が80を過ぎてから新しく購入した機器で使えたのは、時計を除けば介護用品の(当時設置していた)緊急用電話のみだった。

30cm大(10年前のノートPCぐらい)のサイズの機器に、スピーカーとボタンが一つ付いただけの電話。固定・携帯電話からその緊急電話に発信すると、利用者が意識的に受話器を取ったり、ボタンを押さなくても着信し、ハンズフリーで会話できる。平時にボタンを押すと予め登録された連絡先に電話がかかる。それぐらいのシンプルさが求められる状態。

そんな折に前掲のデジタルフォトフレームを見かけ、てっきりSDカードの様な外部メディアで写真を追加するのかと思えば、携帯網経由で更新できるらしい。メールで更新用となると、一般の会話も可能な携帯とは違うのかもしれないが、どうせ携帯網に繋がっているなら電話も出来るとありがたい。

しかし、製品写真を見る限りボタンが7つはある。多すぎる。順送りや逆送りなどという高度な機能は要らない。一つで良い。

平時にボタンを押すと写真のランダム交換、電話着信時にボタンを押すと受信開始。これぐらいでいいと思う。十字キーやメニューボタンは背面かフタの下にでも隠して、本人以外が調整時に使えば良い。

そう考えるとボタンは一つもなしでタッチスクリーンの方がいいかもしれない。iPhoneの様なフリック操作で写真を変更でき、電話着信時には発信者の顔写真と受話器マークが表示され、タップしたら受信開始とか。

本人が間違えて切らないように電源ボタンも隠して良い。

音量調節ツマミもいらないと思う。発信者側が#とか*とか押して遠隔操作とかできたらいい。

あとは、立ったまま手に取り持ち歩こうとすると高確率で落とすので50cm位から落下させても大丈夫な耐久性と、お茶ぐらいこぼしても大丈夫な防水性。

まとめると

  • 遠隔写真追加機能(既存)
  • フリック操作で写真入れ替えできるタッチパネル
  • ハンズフリー会話可能な電話着信機能
  • ボタンゼロ。電源も音量も全部隠す
  • 音量は発信者側で遠隔調整又は自動調整
  • 50cm高ぐらいからの耐衝撃性
  • 生活防水

なんていう製品がでないかなぁと期待している次第です。とくにデジタルフォトフレームなのは、(白黒も含む)昔の写真が大量にあるのですが、引越を機にそれを私が引き受けて整理中なのもあります。

昔ながらの大きくて分厚くて重いアルバムって危ないんですね。持ち歩くと転ぶし、足の上に落としたて怪我でもされると困るし。なので薄くて軽いアルバムに張替えているのですが、デジタルなら全部microSD一枚に入りますしね。

ボケ老人というと志村けんのコントぐらいしか知らなかった自分には、痴呆の進む老人というのが実際にどれだけ大変か目の当たりにするまで想像も及びませんでした。せいぜい「ビデオの録画予約が出来ない母親」というステレオタイプな機械音痴の延長線でしか考えていませんでした。

上では批判めいた書き方をしていますが、もし自分がリモコンの設計者で、身内に高齢者がいなかったら「こんなもんだろう」とか「なんとかなるだろう」と思っていたでしょう。実際に私自身がそのリモコンを最初に見た時は、説明書無しで大概の機能はすぐに使えたので、祖母に説明するのがあれ程大変だとは予想だにしていませんでした。

プログラムの開発でも「そこまで考慮しなくていいだろう」なんていう勝手な線引きは、デッドライン間近になるほど良くありました。そもそも引越の際に(家財はかなり処分したので)「仏壇とアルバムだけは捨てないでくれ」というのが祖母の強い要望でしたが、自宅に仏壇も神棚もなく写真も殆どとっておかない自分や親戚は8割がた処分するつもりでした。

年を取ると嫌でも能力が低下することを前提に考えると、若いうちは今の自分から見てちょっとぐらい難易度が高いと思えることに従事するぐらいがちょうどいいのかもしれません。

今後の心配は、携帯のアドレス帳に新規登録できない母や親戚の伯母です。今は祖母の介護で気を張っていますが、ポジションが一つスライドした時にどうなるか、自分は今ほどに面倒を見られるかどうか。

前半ではあくまで特定の環境に最適化した製品の要望を書いていますが、それ以前の「毎日、直接会えばいいのでは?」といった、ごもっともな対応は既にしている前提です。書いていないのは、していないからでも、思い至らなかったからでもなくプライベートすぎる内容は伏せているだけである、と思って行間は埋めてください。その上でちょっとしたスキマを埋める製品の妄想です。

Google ドキュメント drawing

思っていたより全然軽快に動きました。アイテム移動時に縦横をそろえる補助線が自動で出たりして便利です。

使いこなせれば、サンプルの様なキレイなチャートがスラスラ描けるのでしょうか。

上の画像は編集画面のスクリーンショットですが、これをPNGでダウンロード保存したら、右側にある斜めのテキストボックスがなぜか斜めではなく垂直になる、などちょっと微妙な点もまだありました。

自分ひとりで作業しているのに、開きなおすたびに共同編集者が増えていくといった現象も。「他1人が閲覧中」となっているのはそのためです。

絵の内容はiPad購入を考えている知り合いに、softbankの料金体系をどうやって説明しようかと考えあぐねていた時のメモです。もちろん皮肉です。以降drawingと関係ない話です。

最近の「解りニクい」と定説になっている料金体系を単純化して説明する過程は、以前仕事でやった、(Visualの付かない)BASICのスパゲティコードを、オブジェクト指向言語で構造化する過程になんとなく似てる気がしました。

「ブラックボックスの方が良い」と言い切り、あまつさえそれを他人にも強要してくる抵抗勢力を説き伏せつつ、一方でオープンにしただけではスタート地点に立ったに過ぎず、改良(簡素化)もしなければいけないというのが現状に見えます。

スパゲティーコードを分析もせずにそのまま逐一オブジェクト指向言語で再実装しようとするメンバーをなだめすかして、なんとか解析に時間を割きつつ、一方で構造化したことで判明したバグも直さねばいけなかった、という所までそっくりで・・・

まだ、フタをされていた臭いものを開けてみたばっかりなので、複雑なのはしょうがない、見えるだけマシになった段階でしょうか。

料金体系は1ユーザに直接どうにかできる物でもないので、継続的に見守りつつ、たまにちょっと声を出して見るくらいしか出来ませんが。

「見えない複雑な物」から「見える複雑な物」にはなったので、ぜひ「見える簡素な物」まで昇華してして欲しいものです。

2010/04/20

Softbankバリュープログラム

「月月割」に最大14,400円割引がプラス!!「バリュープログラム」、4月27日より提供開始~パケット定額サービスに応じて、「月月割」による割引額が増える!~ | ソフトバンクモバイル株式会社

概要としては

  • パケット定額プランを3種類に整理
  • 選んだ定額プランに合わせて割引額を上乗せ

趣旨としては、「二段階定額の上限が、完全定額と一緒だと、後者選ぶ価値無いよね?」という状態の救済措置に見えます。

現状こうなってしまいます。
※以降のグラフでは「パケットし放題」のパケット代を実際より40円下げてグラフを描画しています。完全に線が重なってしまい見えなくなってしまう為の措置です。実際には、し放題の上限とフラットの金額は完全に一致します。

これだと上限まで使わなかった時を考慮して、二段階定額にしておけばデメリットが皆無なので、完全定額のフラットに存在価値がありません。

そこで、割引額に差をつける事で、二段階定額の上限よりは完全定額を安くしています。

上限まで使うようなら、完全定額にした方が300円安くなります。

このプログラム自体に2年縛りは無いみたいですが、月月割りの割引額を上乗せる割引なので、2年未満の解約だと月月割りが中止される事で結果としてこのプログラムの効果も無くなりますね。

また、「購入と同時に定額加入」という適用条件があるので、一度パケット定額を外して再度追加してもだめみたいです。

効果を最大限享受するには結局、2年間最初から最後まで定額加入が必要になります。

全部並べてみると下記の様になります。

iPhoneの場合(PDF)は、「バリュープログラム(i)」というのが又別にあるみたいですが、パケット定額自体が整理されたので、iPhoneにフラットを適用すると、専用キャンペーン無しでも定額が4,410円になるっぽい様に読めますね。

その上で、バリュープログラムによる上乗せでこれまでのキャンペーン相当の割引が適用されるので、キャンペーン無しで「実質負担0円」という名目を保つみたいです。

なんだかiPhone用のキャンペーンがその他の機種にも波及したような格好でしょうか。

Opera Mini

データを90%以上圧縮して送信することで、Webページのダウンロード時間の短縮や、それにかかるコストを低減できるという。
:iPhone向けの「Opera Mini」が初日100万ダウンロードを達成、22カ国でダウンロード首位に - WirelessWire News

興味を持ちつつ試しそびれていたんですが、Opera側のサーバにデータが1回落とされるというのは、セキュリティ面でも稼動面(Operaサーバ落ちた時は?)でもちょっと不安が残りますね。

それ以前に、まだバグがある様なので、ログインが必要なサイトなどセキュアな用途にはまだ使わない方が無難みたです。

Opera mini for iPhoneではオレオレ証明書が警告されない - disり用。

ひょっとしてまだ版が1.0未満なのかと思ったら、逆に出たばっかりなのにもう5.0なんですね。

2010/04/12

CSSのみによるフキダシ

Speech bubbles are a popular effect but many tutorials rely on presentational HTML or JavaScript. This tutorial contains various forms of speech bubble effect created with CSS2.1 and enhanced with CSS3. No images, no JavaScript and it can be applied to your existing semantic HTML.
Progressive enhancement: pure CSS speech bubbles Nicolas Gallagher Blog & Ephemera

この手のデザインはたまに見かけますが、HTML側がシンプルならブログでも使い易そうです。

after擬似要素にマイナスのbottom指定ではみ出させるんですか。

<blockquote class="triangle-isosceles"> <p>Quote</p> </blockquote> /* Bubble with an isoceles triangle ------------------------------------------ */ .triangle-isosceles { position:relative; padding:15px; margin:1em 0 1em; color:#000; background:#f3961c; /* css3 */ -moz-border-radius:10px; -webkit-border-radius:10px; border-radius:10px; background:-moz-linear-gradient(top, #f9d835, #f3961c); background:linear-gradient(top, #f9d835, #f3961c); } /* creates triangle */ .triangle-isosceles:after { content:"\00a0"; display:block; /* reduce the damage in FF3.0 */ position:absolute; z-index:-1; bottom:-30px; left:20px; width:0; height:0; border-width:15px 15px; border-style:solid; border-color:#f3961c transparent transparent; }

Make Linkを使って、段落単位の長い引用をする際に、下記の様なコードを生成する様に設定しているのですが、このスタイルだとblockquoteと直後のaタグが見た目に関連ありげに表示できるのでいいですね。

<blockquote cite="http://www.example.com" title="page title"> long sentence </blockquote> <a href="http://www.example.com"><cite>page title</cite></a>

2010/04/11

GmarksとFox Splitterが競合

長いことGoogleブックマークの利用には欠かせなくなっているGMarksにはデフォルトのブックマーク登録画面(Ctrl+D)を変更する機能も含まれているのですが、最近これが効かなくなっていました。

keyconfigでショートカット一覧を見てみると、Ctrl+DCtrl+Shift+DFox Splitter(旧Split Browser)によって上書きされているように見えます。

元のイベント発生時のコードも残されている様に見えるんですが、Fox Splitterの設定画面からオフにするオプションが見当たらなかったため、とりあえず使用頻度を考慮してFox Splitterを無効化。

無効化すると前述の二つのショートカットキーの設定も元に戻りました。Fox Splitterはこれはこれで便利なので、共存して欲しいのですが。

2010/04/06

[訂正]最近のiPhoneの維持購入費

2009/08後半から、8円ケータイ対策で、基本料金が割引対象外になったのを忘れていました。それを理由に急いで買ったのまで忘れてました。

割引結果がマイナスの場合ゼロに切り上げられます。そのため、対象金額が割引金額以下だと割引が無駄になります。通話基本料金が割引対象なら、対象金額計が割引額を下回る事は無かったのですが。

iPhone以外のsoftbankケータイではパケット定額が必須ではないので、本体が一括購入かつ1円などで購入できると、ユニバーサル利用料の8円のみで利用可能なユーザが居たための措置で、iPhoneはあおりをくった感じでしょうか。

以下は前回の表の訂正です。大勢に変化はありませんが、標準プライスプランの下限が前回試算より若干高くなります。

everybodyで買っていた場合は若干金額に差が出ます。下限で使う場合は早期購入、上限まで使うなら後期に購入した方が安かったという結果に。

iPhoneのデータ通信は「上限まで使う」というのが定説ですが、今回、過去のプレスリリースやニュースを読み返していると、割とそうでも無いように見受けられます。

ソースは失念しましたが、二段階定額導入後のどこかの会見で孫社長が「全ユーザが上限利用ではない」旨の発言をしています。非上限ユーザが3割とかだったような気がします。

ところが去年末には「ヘビーユーザは9割以上が上限利用で二段階が有名無実」という旨の発言をし、Wi-Fiバリュープランでは二段階を廃止しています。

どうもsoftbank的にはユーザ単価は上げたいが、ネットワークがパンクしても困る、というスタンスで、会見などの孫社長の発言も、その時々で微妙なニュアンスの表現を使い分けている様です。

  1. ユーザ単価向上の為、定額(一段)必須
  2. ネットワーク負荷が許容範囲内のため、ライトユーザ取り込み(二段階)でユーザ増
  3. ユーザ単価向上の為、二段階廃止
  4. ネットワーク負荷分散のために、二段階再導入(Wi-Fiに散らすインセンティブとして)

といった感じで、ユーザ数やインフラ投資状況に応じて行ったり来たりしてる様に見受けられます。

もっとも「iPhoneは上限まで使うのが普通」と思っている人は、そのようにしかニュースを読まないので、ネット上では、内容に関わらず(むしろ反していても)「やっぱり上限ユーザがほぼ全て」というリアクションが大勢を占めます。

もっとも「そんな事は無いだろう」と穿った見方しかせず、なんとか根拠となる材料を探そうとするのは、たまたま自分が下限で使い続けているユーザの一人だからという前提があるからですが。

2010/04/05

あとで調べる

2010-04-06 [訂正]最近のiPhoneの維持購入費

なにか計算が合わないので、さっきのエントリは何か考慮漏れがあるかもしれません。

本体の実質負担額は月々480円となる。これにホワイトプランの980円、S!ベーシックパックの315円、パケット定額フルの下限額である1,029円を合計すると、3,380円からiPhone 3GS 16GBモデルが利用できることになる(価格はすべて税込)。ソフトバンク、iPhone 3GSを月額3,380円から利用できる「標準プライスプラン」 - Phile-web

480+980+315+1029=2804≠3380

標準プライスプラン | SoftBank

最近のiPhone維持購入費

2010-04-06 [訂正]最近のiPhoneの維持購入費

随分長いこと延長していた「iPhone for everybodyキャンペーン」がいつの間にか終わっていて、海の向こうではiPadも発売されていたので、とりあえず日本でのiPhoneの費用をおさらいしました。

基本的な構成

iPhoneの基本的な維持費は上記の表1~3の通りです。オレンジの部分がキャンペーンによって変動します。

iPhone(というかsoftbank)の料金体系が判り難いとの評判なので、あえて固有の商品名ではなく目的別の料金名称で書いてます。

通話基本料金は学割や障害者割引や乗換え(MNP)で数ヶ月無料になりますが、iPhone固有の割引ではないので割愛。

キャンペーン一覧

これまでに適用されているキャンペンの一覧です。灰字は終了済みキャンペーン。一つ手前のキャンペーンと比較して変更のある部分が赤字。

料金体系がわかり難いとされる原因だと思います。3G/3GSで割引額が違ったり、キャンペーンとオプションキャンペーンの適用期間が一致していなかったり、キャンペーンの途中で本体価格が改定されていたりします。

上記表1及び表4の「割引(通信)」と、表2の「分割(24回)」料金を差し引いた物を「実質価格」と表現されます。

また、解説サイトでも公式のプレスリリースでも本体価格が明示されていない事が多いです。そのため後述の本体料金も判明している数字からの逆算で算出しています。

「Wi-Fiスポット(i)」というオプションが「iPhone for everybodyキャンペーン」開始時に既にあったかどうかも不明です。私はデフォルトで付くオプションと勘違いしていました。

現在買うなら

現在適用可能な3パターンの料金体系での比較です。

以前買ってれば

参考までに、「iPhone for everybodyキャンペーン」で買っていた場合の料金です。

(この数字で合っているなら)2009/12/04~2010/01/31までにキャンペーン適用で買った人が一番安かったと思われます。Wi-Fiスポットも付いてますし。

私は一時的に2台持ちまでして2009/09に(キャンペーン2期目の駆け込みで)買ってしまったので、ちょっと先走った感が・・・

まとめ

結局、今なら「Wi-Fiスポット(i)」オプションが無料らしいのでその点では、Wi-Fiバリュープランのアドバンテージは無くなります。

  • パケット定額下限なら「標準プライスプラン」
  • パケット定額上限まで使うなら「Wi-Fiバリュープラン」
  • そこそこ使って途中解約するならキャンペーンなし(iPadまでのつなぎ?など)

という選択になるでしょうか。