2009/08後半から、8円ケータイ対策で、基本料金が割引対象外になったのを忘れていました。それを理由に急いで買ったのまで忘れてました。
割引結果がマイナスの場合ゼロに切り上げられます。そのため、対象金額が割引金額以下だと割引が無駄になります。通話基本料金が割引対象なら、対象金額計が割引額を下回る事は無かったのですが。
iPhone以外のsoftbankケータイではパケット定額が必須ではないので、本体が一括購入かつ1円などで購入できると、ユニバーサル利用料の8円のみで利用可能なユーザが居たための措置で、iPhoneはあおりをくった感じでしょうか。
以下は前回の表の訂正です。大勢に変化はありませんが、標準プライスプランの下限が前回試算より若干高くなります。
everybodyで買っていた場合は若干金額に差が出ます。下限で使う場合は早期購入、上限まで使うなら後期に購入した方が安かったという結果に。
iPhoneのデータ通信は「上限まで使う」というのが定説ですが、今回、過去のプレスリリースやニュースを読み返していると、割とそうでも無いように見受けられます。
ソースは失念しましたが、二段階定額導入後のどこかの会見で孫社長が「全ユーザが上限利用ではない」旨の発言をしています。非上限ユーザが3割とかだったような気がします。
ところが去年末には「ヘビーユーザは9割以上が上限利用で二段階が有名無実」という旨の発言をし、Wi-Fiバリュープランでは二段階を廃止しています。
どうもsoftbank的にはユーザ単価は上げたいが、ネットワークがパンクしても困る、というスタンスで、会見などの孫社長の発言も、その時々で微妙なニュアンスの表現を使い分けている様です。
- ユーザ単価向上の為、定額(一段)必須
- ネットワーク負荷が許容範囲内のため、ライトユーザ取り込み(二段階)でユーザ増
- ユーザ単価向上の為、二段階廃止
- ネットワーク負荷分散のために、二段階再導入(Wi-Fiに散らすインセンティブとして)
といった感じで、ユーザ数やインフラ投資状況に応じて行ったり来たりしてる様に見受けられます。
もっとも「iPhoneは上限まで使うのが普通」と思っている人は、そのようにしかニュースを読まないので、ネット上では、内容に関わらず(むしろ反していても)「やっぱり上限ユーザがほぼ全て」というリアクションが大勢を占めます。
もっとも「そんな事は無いだろう」と穿った見方しかせず、なんとか根拠となる材料を探そうとするのは、たまたま自分が下限で使い続けているユーザの一人だからという前提があるからですが。