iPhoneは位置情報を扱えます。便利ですが意図しない個人情報の漏洩もありえます。例えば、自宅で取った写真をネットにアップしてしまうと、意図せずに自宅の住所がバレたりします。意図的に公開したのならいいのですが、意図しない漏洩は問題です。
多分iOSにアップデートしたためだと思うのですが、標準の写真アプリ(カメラではなくビューアーの方)の右下に[撮影地]ボタンが出来ました。前からあった物ならすみません。
位置情報の含まれる写真が地図上にピンで表示されます。ピンをタップすると枚数が表示され、「>」をタップすると一覧が表示されます。
ズームアウトすると近くのピンが一つに合算されるので、日本地図レベルまでズームアウトすれば全部で何枚か確認できます。
私は位置情報は購入後に速攻でOFFにしたつもりだったのですが、余裕で記録されてました。約230枚中145枚です。地図を使うアプリなどでONにしたまま戻し忘れたのかもしれません。
現在[設定] > [一般]を開くとフリーズするので、位置情報の設定を確認できません。iOSのバグでしょうか・・・
位置情報を消す方法は幾つかありますが、対応したアプリで編集する以外に小細工でどうにかなります。
例えば、iPhone上の写真アプリで、プレビュー画面のスクリーンショットを撮るのもありです。
プレビュー画面で1回タップすると、上下のコントロールが非表示になります。
この状態でホームボタン+電源ボタンでスクリーンショットを撮れば、次の三点の効果あります。
- リサイズ
- トリム
- 付加情報(含む位置情報)の削除
リサイズはiPhoneの画面解像度(3GSで320x480)に固定されますが、iPhoneの標準のカメラは結構写真サイズが大きいので、ブログに使う分には重宝してます。
ズームしたい場合はプレビューを適当にピンチ操作で拡大・移動してから撮ります。
ちゃんと確認したわけではありませんが、どうもdropbox経由でiPhone→PCに移した写真も付加情報が殆ど消えていました。
最終的にちゃんと消えているか確認はした方がいいので、FirefoxならFxIFなどを入れておくと便利です。