2010/07/18

マウスジェスチャの様なランチャ

Launcher_As_Gesture

AutoHotkeyスクリプトで出来たランチャもどきです。

マウスの右クリックを乗っ取って、押した瞬間ポインタの下に3×3のパネルを開きます。

右ボタンを押したまま、マウスをどこかのパネルの上に移動してから離すとパネルの内容が実行されます。

赤枠パネルの上に持っていくと、そのパネル位置を中心として更にもう一段3×3のパネルを開きます。

影が無いので解り難いですが、最初のパネルの右上にある[Windowメニュー]の上にポイントして、2枚目のパネルを開いた所です。

パネルを多段展開する事で、マウスジェスチャの↑→↑↑といった長いコマンドを見ながら探せます。覚えてるコマンドは見ないでも出来ますし、忘れていたら見ながらも出来ます。ジェスチャって全部覚えられませんよね、というコンセプトです。

随分前から考えていたんですが、特に必要性は無かったのでずっと作ってなかった物です。リンク先エントリ書いた時点(2009-03)で思い立ってから随分たっているので構想だけ二年以上してたのかもしれません。

重い腰上げて作る気になったのは、Firefox4でタイトルバーが極端に狭くなるらしい事が解ったからです。chromeもそうですが、タブバーが上に来ると、ほぼ同じ内容を表示しているタイトルバーは要らなくなりますので、枠線といえるほど狭くなります。

ここ数年、最小化/最大化/閉じるボタンなどを押すのが億劫なため、タイトルバー全体のどこでも右クリックしたら最小化、中クリックしたら閉じる、といった動作を割り当てていたのですが、利用頻度の最も高いFirefoxでそれが出来なくなると由々しき事態です。

そもそもウィンドウ操作って全面的に改良の余地がありそうなもんです。タッチパネルが流行ってきたので、PCでもマウス二個持ちでフリックやピンチしてもいいですし。基本、ウィンドウ内のコンテンツ操作より、ウィンドウ操作の方が多い場合、ウィンドウ上の何処でもダブルクリックしたら最大化や最小化、Win+クリックしたら従来の操作とかでもアプリによってはそんな困らない気がします。ウィンドウ操作モードとコンテンツ操作モードのトグルとピン(固定)が上手くできればどうとでも。

これも全く緊急性がないので、構想だけはしますが、多分必要になるまで仕掛からないでしょう。