2006/02/15

Google Search history 検索履歴 JavaScript

先日うっかり押し間違えて英語版の検索履歴画面を表示してしまったところ、こちらもGmail同様、Englishインタフェースの方が日本語インタフェースに先駆けて新しい機能が利用可能になっていました。特に興味なかったのでまだどんな物か見てませんが。 検索履歴画面、英日比較 Google 検索履歴  [http://www.google.co.jp/searchhistory] Google Search Hisotry  [http://www.google.com/searchhistory] 余談ですが、押し間違えた個所とはPersonalized Homeの「検索履歴」モジュールの見出しです。使用言語を日本語にし、見出しも「検索履歴」と日本語化されているのに、リンク先は".com"になっています。".co.jp"の方は同ブックマークモジュールに登録してあり、普段はそちらから参照しています。 本題は検索履歴機能です。検索履歴をオンにしてGoogleに検索をかけに行っても結果ページのリンク先はフツーです。 リンクをポイントした時のステータスバー どこで履歴を拾いに行くのかが不思議だったのですが、どうやらonmousedownで<a>タグの"href"属性の値を書き換えるみたいです。 それに気づいたのはURLをコピーしようとしたときです。Firefoxのコンテキストメニューにある「リンクURLをコピー」を使ってコピーして、(別のタブの)アドレスバーに貼り付けたら、えらい長いGoogleドメインのURLになりました。どうやら右クリックしただけでも(当然ですが)置き換わるようです。 リンクの上で右クリックした後のステータスバー hrefを書き換えるなんてあまり見ない作りですが(気づいてなかっただけかもしれませんが)結構強引なことやってるんだなーという印象です。(フィッシング詐欺のサイトなんかで使えそうな気も・・・) ということはJavaScriptがオフだと履歴残らないの?と思って調べたらやっぱり、オフだと残らないようです。 Google ヘルプ センター
・検索履歴は JavaScript が有効な場合に、特定のブラウザーにおいてのみ利用が可能です。
割と長いこと履歴機能オンにしてましたが初めて知りました。ということは今までちょくちょくオフにしていた時に、履歴の残らない検索をしてしまっていた期間もあったということですか。 最近のajax系の新機能ではともかく、こんな地味なところでも「さりげない」実装が巧いですねGoogleは。逆に気づかないので怖いとも言えますが。 ついでに気づいたのですが、Firefoxの「選択した部分のソースを表示」でソースを見るとJavaScriptなどで置換した内容がソースとして表示されるんですね。ちょっとした動作確認には使えるかもしれない。