2009/08/29

AirMac Expressのファームウェアアップデート

赤ランプだったので、ユーティリティを見たところ、ファームウェア(firmware)がアップロード可能ですとのこと。

しかし、画面を見るとなぜかバージョン番号がダウンしています。

ネットで見る限り、7.4.2という最新版があるそうです。今回の赤ランプの原因とは違いそうですがとりあえず入れることに。

しかし、AirMacユーティリティで[更新を確認]しても見つかりません、と言われる。

見つかりませんと言われるのですが、強引に利用可能なファームウェア一覧を取得できるみたいです。先ほどの[更新を確認]をCtrlキーを押しながらクリックします。すると、製品別のファームウェアが一覧されます。

やはり、AirMac Express用の7.4.2が出ています。

[ダウンロード]後に概要を見ると、更新ボタンが表示され、一覧に7.4.2が追加されます。

ただ、自分の環境ではこのまますんなりインストールとは行かず、ハードリセットした後に、PCを再起動して漸く更新できました。

AirMacの更新前に機器を再検出しようとするのですが、[その他を設定]でIP指定で開く以外の方法では検出してくれないため、この手の自動再検出では必ずこけます。

また、ファームウェアアップデートの直前に必ず自動再検出が挟まれるのですが、なぜかPC再起動直後の最初の1回だけ再検出処理が挟まれないため更新できました。

WindowsXPだとAirMacユーティリティの動作がなんとも不安定な感じです。

2009/08/26

iPhone用のGoogle Contactsは無かった

Gmailのcontacts(連絡先)が独立したGoogle Contactsですが、iPhoneのsafariで表示してもPC版そのままでした。

一応safariなのでそのままでもPC版と同じ動作はする様ですが、最適化されてない分ちょっと使いづらいですね。

Tasksに習って

  • http://www.google.com/contacts/ig
  • http://www.google.com/contacts/m
  • http://www.google.com/contacts/iphone
  • http://www.google.com/contacts/android
などを試してみましたが、全部404的な画面でした。

まぁContactsはアプリベースで色々同期出来る様なので、あえてWebベースで表示できなくてもいいのかもしれませんが。

余談ですが、ContactsはGmailから独立しているため、"Always use https"の適用範囲外の様ですね。気になる人はブックマークなどを明示的にhttpsにしておかないと、httpで表示されます。

2009/08/25

Firefoxプロファイルの高速化&省スペース化

プロファイルフォルダ直下のDBファイル(*.sqlite)のVACUUMとREINDEXを自動で行ってくれるSQLite OptimizerがFirefox3.5に対応していました。

Firefox3.0.*系のプロファイルにはSQLite Optimizer0.2をインストールしていたんですが、アドオンマネージャから[更新を確認]しても更新はしてくれませんでした。

どっちにしろFirefox3.5.*系のプロファイルには入れてなかったので、AMOから直接インストールになります。

以前との大きな違いは(3.5対応以外では)、about:configでしか設定できなかったREINDEX前のVACUUMが設定画面で設定出来るようになったみたいです。

以前からVACUUM機能も提供はされていましたが、デフォルトはOFFでprefsの"sqlite_opt.vacuum_before_reindex"を直接編集する必要がありましたが、最新版ではチェックボックスにチェックを入れるだけなので簡単です。

動作確認してみた所、urlclassifier3.sqlite(ブラックリストサイトデータ)が32MB→30MB。places.sqlite(履歴データ)が12MB→7MB弱になりました。

問題なく動いている様です。

2009/08/24

iPhoneでループ再生

iPhone内のiPodアプリでループ再生(連続再生)する方法です。

再生中のアートワーク上でシングルタップすると、プログレスバーとシャッフル・ループボタンが表示される。

ダブルタップしてしまうと、右上のアイコンをタップしたのと同じく、リスト表示になります。

iPhoneの中にあるiPodの使用方法を教えて下さい。 - Yahoo!知恵袋

大概の操作は手探りでも直感的になんとかなるんですが、これだけなぜか小一時間悩みました。

プレイリストの一番上にシャッフル再生ボタンは有れど、ループ再生ボタンは無い。

旧来のiPodともちょっと操作感が異なっていて、iPodアプリはなんとなく改良の余地が有る気がします。

2009/08/23

iPhoneのカメラで明るさ調整

室内で撮影したらやたら暗い写真になったので調べてみました。

iPhoneのカメラで撮影すると暗くなってしまう時に試して欲しい1つのTips - 川柳をこよなく愛する明石のタコ

前に使ってた携帯のカメラは画面の中央にピントが合わせられたのですが、iPhoneのカメラはタップした場所にフォーカスしてピントや明るさが調整されるそうです。

なので暗い所をフォーカスすれば、全体的に明るくなるそうです。

明るい場所にフォーカスして、全体が暗くなった写真

暗い場所にフォーカスして、全体が明るくなった写真

四角いカーソルがある場所がフォーカス位置です。部屋の電気が画面の右方向から当っているので、画面の左側が影になります。

ちょっとピンボケしているのは、図示用にフォーカス位置の四角が消えない内に急いでスクリーンショットを取ったからです。ピント調整前+手ブレの所為であって、落ち着いて撮影すればちゃんとクリアになります。

iPhoneは基本的にプラットフォームは高性能・低機能・高ユーザビリティで、やりたいことがあったらアプリ作れ、という感じなのでアプリ探せばいいんでしょうけども。

日本の携帯は超高性能・高機能・低ユーザビリティなので、自分が使う機能の操作性が自分に合ってれば、アプリ探しなんてしなくても幸せでしたね。

2009/08/21

iPhoneをルータ無しにどうのこうの

色々弄ったり、調べたりした後で改めてググると見つかる物もありますね。

AirMac Expressでブリッジする

AirMacをルータ(PPPoE+DHCP)の役目にしても良かったんですが、コンシューマ機のオンライン対戦ゲームで無線はやめた方が良い(ラグが酷くて相手に迷惑)ということで、有線LANルータを挟む事にしました。実際にはゲーム機はまだ繋いでません(故障中)。

アドホックの時は、無線LANアダプタと有線LANポートが両方ノートPC上にありました。ブリッジしたい接続がノートPC上にあったので、ノートPC上でブリッジの設定をしましたが、今回はAirMacのWANポートとAirMacの無線LANポート(チャネル?)をブリッジしたいので、ブリッジ設定はAirMacの設定で行います。

躓いたのは2点

  1. AirMac Expressの初期設定
  2. DHCP使ってるのにIPが競合

最初にDHCPで構成した際、確認できた範囲では、

デバイスIP
有線LANルータ192.168.11.1
無線LANルータ192.168.11.2
ノートPC192.168.11.3
iPhone192.168.11.6
とIPが競合しているようには見えなかったんですが、iPhoneのWi-FiがONになるたびにノートPC側に警告が出て邪魔なので、手動で割り振りました。
手動IP割り運用ルール
ポートIP使途/備考
WANポート192.168.11.  1有線ルータ。PPPoEはON、DHCPはOFF
 LANポート1192.168.11. 10無線ルータ。PPPoE、DHCPともにOFF
  チャネル1192.168.11. 11ノートPC
  チャネル2192.168.11. 12iPhone
 LANポート2192.168.11. 20ゲーム機(予定)
 LANポート3192.168.11. 30未使用
 LANポート4192.168.11. 40未使用

AirMacExpressの初期設定
  1. 配線等は予め最終的な形態で整えて、AirMacの電源を入れる
  2. 利用可能なワイヤレスネットワークからAirMacを見つけて[接続]する

    初期状態ではオープンなキーなしのネットワークになっています。

  3. 名前の後ろの英数字6桁とAirMacID(=Macアドレス)の下6桁を確認

    無いとは思いますが、ご近所でAirMacの初期設定を行っている人が他にも居るかもしれません。AirMac本体に貼ってあるシールに書いてあるAirMacIDと一致するか確認します。

  4. AirMac付属のCDからAirMacユーティリティをインストールし起動

    AirMacが自動で検出されると思います

  5. 本来ここで、[続ける]か[自動設定]で良いと思うのですが、なぜか私の環境では続けられませんでした。

    セキュリティソフトの影響うんぬんという話もありましたが、切っても駄目でした。

  6. 仕方ないので、[ファイル] > [その他の設定]からIP指定で開く
    • AirMac Expressの初期設定はIPが"10.0.1.1"、パスワードが"public"
    • "10.0.1.1"は[接続]後に無線LANアダプタのゲートウェイがその値だったため
    • "public"は本体同梱の取説の、工場出荷状態にリセットする項に書いてありました
  7. [AirMac] > [AirMac Express]でAirMacの設定を変更する
    [AirMac Express パスワード]"public"に変わるパスワードの設定箇所
  8. [AirMac] > [ワイヤレス]タブでネットワークの設定
    [ワイヤレスのモード]有線LAN配下に無線LANを組むので"ワイヤレスネットワークを作成"を選択
    [ワイヤレスネットワーク名]=SSID
    [無線モード]ノートPC内臓アダプタが.11bのため、"802.11n(802.11b/g互換)"を選択
    [ワイヤレスセキュリティ]"WPA2 パーソナル"="WPA2-PSK"
    [ワイヤレスパスワード]=ネットワークキー
  9. [インターネット] > [インターネット接続]でルータとしての設定
    [接続方法]PPPoEは有線ルータでONにしているので、ここではOFF(="Ethernet")を選択
    [IPv4の構成]DHCPの自動構成でバッティングするので、"手入力"を選択
    [IPアドレス]以下、前述の運用にしたがって入力。IPを忘れると以後この画面が開けなくなるので、AirMacのリセットする羽目に。
    [Ethernet WANポート]有線ルーター~AirMac間はLANケーブルで繋いでいるので"自動"を選択。"Ethernetは無効"を選ぶと有線ルータが見えなくなります。
    [接続共有]ルータ的機能(PPPoE,DHCP)は使わないので"切(ブリッジモード)"を選択
  10. [更新]を押して再起動する

    再起動後に接続を試みますが、接続できません。検出すらできなくなります。

無線LANアダプタの設定
  1. [アソシエーション]タブで、AirMacと同じSSID、認証方式に設定する
  2. [接続]タブで、自動で接続にする
  3. IPを手動で割り振るため、ワイヤレスネットワークのプロパティを開く
  4. "インターネットプロトコル(TCP/IP)"のプロパティを開く
  5. 前述の運用にしたがって入力
iPhoneの設定
  1. [設定] > [Wi-Fi]を開き、AirMacの接続を見つける

    プロファイルは前回の方法でインストール済み

  2. IPを手動で割り振るため、右矢印">"をタップして詳細を開く
  3. [IPアドレス]を静的に変える
  4. 前述の運用にしたがって入力

    無線LANのアクセスポイントはAirMac Expressですが、インターネットへのゲートウェイなどは有線LANルータになります。ルータとDNSは有線LANルータのIPを設定します。

念のため、iPhoneのsafariで大元の有線LANルータの管理画面を開いてみます。 見れてるということは多分大丈夫かと思います。

ちなみに、回線はBフレッツなので有線LANでは実測40Mbps程度でした。が、内蔵無線LANアダプタが802.11bしか対応していないので、無線LANだと実測3.5Mbps強でした。

去年に一度、AirMac Express+802.11n対応アダプタ、という構成にした事があったのですが、その時は30Mbps程度だった気がします。(その時の機器は人にあげてしまったため今は手元にありません)

格段に遅くなっているわけですが、実際にブラウズに限って言えば体感速度に全く差が有りません。Gyaoやyoutube等の動画コンテンツでも遅延はありませんでした。35Mbps以上遊ばせていたみたいです。

計測はSPEED TESTで行いましたが、iPhoneのsafariからも使えました。

ノートPCでは3.5Mbps前後で安定しますが、iPhoneは1.5Mbps~10Mbps弱までマチマチです。

参考

2009/08/19

Wi-Fiのセキュリティ

iPhoneのWi-Fiの話は認証のあたりが問題っぽいです。

暗号化の選択肢をざっと一覧すると、

Wi-Fi暗号化方式と危険性
暗号化方式暗号の解読
WEP数秒
WPA-PSK TKIP十数分
WPA-PSK AES解読は出来ないが、攻撃用パケットは送りつけられる
WPA2-PSK TKIPTKIPが駄目?
WPA2-PSK AES今の所、安心

参考:無線LANセキュリティ規格「WPA」突破――その対策は? (1/2) - ITmedia エンタープライズ

そもそも、私の環境ではプロパティ画面の選択肢にWPA2だのAESだのが出てきませんでした。 PSKがPre Shared Keyという事はWPA-noneってのはキー無しって事でしょうか。

内臓無線LANアダプタのドライバが古かったみたいです。2004年のドライバが入っていたので、2005年の物に更新しました。2005年の時点でWPA2-PSK AESまで実装されてたんですね。去年まで無線LANアダプタが内蔵されている事にも気づきませんでした。

DELLのInspiron 510mという端末を使っています。

WPA2だのAESだのが選べるようになりました。

ところが、一番下のAd hocで使うのでAPを使わない、にチェックを入れると、やっぱりWEPしか選べなくなります。バグなのか仕様なのか、アドホック止めた方がいいんでしょうか。

DragDropUploadがFirefox3.5対応

ファイル名を入力するテキストボックスに、ファイルをドラッグ&ドロップするとパスが設定されるアドオンです。

AMOの更新日が2009-08-16になっていますが、更新通知が来たのが今朝でした。昨日のエントリーなんか画像が多かったので、先に更新してれば非常に助かったんですが。

2009/08/18

iPhoneをルータ無しにWi-Fi接続する

iPhoneはWi-Fi、いわゆる無線LANで接続するとパケット通信料が発生しません。3G網とWi-Fi網が同時に使える場合、Wi-Fi網が優先されるそうです。

ただ、無線LAN環境を整えるには無線LANルータ(親機)が必要です。

現在の環境は以下の通り。

  • 有線LANでネットには繋いでいる
  • 無線LANアダプタ(子機)が内蔵されているノートPC

やったことは無いのですが、無線LANアダプタ(子機)が2台あれば1:1のアドホック通信が可能。LANを拡張するためにブリッジという橋渡しする機能がある、という事を思い出し、適当に調べてみました。

最終的には、下記構成図の「アドホックでブリッジ」を目指します。これが出来るなら、無線LANアダプタが内臓されていないPCでも、ルータ買うよりアダプタ買う方が安上がりですし。

内臓無線LANアダプタにアドホック通信用の設定をする。
  1. Windowsスタートメニューの[設定] > [ネットーワーク接続]を開く
  2. ワイヤレスネットワークを[有効]にした後、プロパティを開く  画面の「内臓無線LAN」は私がアイコンの名称を変更したものかもしれません。
  3. プロパティ画面の[ワイヤレス ネットワーク]タブで、[詳細設定]ボタンを押す
  4. [コンピュータ相互(ad hoc)のネットワークのみ]を選び、[閉じる]
  5. [追加]ボタンを押す
  6. 追加するプロパティ画面で、以下を選択
    • [ネットワーク認証]に"オープン システム"
    • [データの暗号化]に"WEP"
    • [キーは自動的に提供される]のチェックを外す
  7. 同画面で以下を入力
    • [SSID]に任意の名前
    • [ネットワークキー]に任意のパスワード
  8. [OK]ボタンを押し、追加されている事を確認
  9. ワイヤレスネットワークのコンテキストメニューから、[利用できるワイヤレスネットワークの表示]を押す
  10. 近所で拾った電波の中に先ほど設定した物が表示される
ネットに繋がった有線LANの設定と無線LANの設定をブリッジする
  1. [ネットーワーク接続]でブリッジしたいアイコンを二つ選んで、コンテキストメニューから[ブリッジ接続]を押す
  2. 一度、ネットへの接続が解除された後、ブリッジのアイコンが作成される
  3. [利用できるワイヤレスネットワークの表示]をもう一度開き、作成した物に接続する
  4. 「接続していません」と表示される
     「していません」で良いみたいです。ブリッジする前に[接続]を押すと、普通に接続されます
iPhoneにアドホック通信用の設定をする
  1. 設定ツールをダウンロードして、インストールする
     iPhone Configuration Utility 2.0 for Windows
  2. ツールを起動する
     ウィンドウの最小幅が1024pxを超えるので、画面が小さいと見辛いです。
  3. [ファイル] > [新規構成プロファイル]を押す
  4. [一般]タブを開いて、任意の名前と説明を入力  ここでの入力がiPhone上で表示されます
  5. [Wi-Fi]タブを開き、先ほどと同じ[SSID][パスワード]等を入力
  6. 作成したプロファイルをiPhoneにインストールする
     ツールバーの[書き出す]で出力したファイルをメールで送る事も出来ますが、書き出されたファイルにはWEPのパスワードが平文で記載されます。
  7. ツールを起動したまま、iPhoneをPCに接続。認識されるとサイドバーに表示される
  8. [構成プロファイル]タブを開くと、先ほどのプロファイルの横に[Install]ボタンが表示される
  9. [Install]ボタンを押すと、iPhone側にインストール画面が表示される
  10. [インストールボタン]を押す  パスコードロックしている場合、パスコードが聞かれます
  11. iPhoneの[設定] > [一般] > [プロファイル]に先ほどのプロファイルが表示される
PCとiPhoneをアドホックで繋げて見る
  1. iPhone側で[設定] > [Wi-Fi]を開く
  2. 設定が上手く行っていれば、先ほどインストールしたプロファイルが表示される
  3. プロファイル名をタップして、パスワード(ネットワークキー)を入力する  最初の1回のみ。今後は自動接続。
  4. 成功すると、プロファイル名の左側にチェックが付き、左上のアイコンが3GからWi-Fiに変わる
  5. 右矢印「>」をタップて設定を開くと、IPなどが設定されている

この状態でiPhoneのsafari等を開くと多分Wi-Fi接続が出来ています。[設定] > [一般] > [使用状況] > [携帯電話ネットワークデータ]が増えていなければ多分成功だと思います。Windows側のIPとiPhoneのIPが違うので、PCとiPhoneで同時にネットに繋がっていると思います。

途中、これでいいのかという点が結構ありますが。WEPの暗号化は秒殺されるという話しですし、構成プロファイルの部分丸々要らなかったかもしれません。

そして、煩雑な設定がなんとかカタチになった所で、Amazonで注文してしまった無線LANルータ(AirMac Express)が到着しました・・・