2009/08/01

Gmailの送信者変更機能がSenderを隠せるようになった件

随分前に書いた(いまだにアクセスの多い)「Gmailの送信者変更機能は"Sender"情報で元のメアドがわかってしまう件」についてですが、変更があったようです。

Official Gmail Blog: Send mail from another address without "on behalf of"

これまでの送信者変更機能はあくまでFrom欄を変更し、メール自体はGmailのサーバから送っていました。Gmailで送るメールのヘッダ情報をいじっていた状態です。

しかし新しい送信者変更機能では、変更先のメール送信サーバを設定する事で、実際に変更先のメールとして送れます。つまりGmailがメール送信するクライアントソフトの役割をしている状態です。

送信アカウントがexample@gmail.comだとして、追加したアカウントがエイリアスのexample+hoge@gmail.comの場合、SMTPの設定が表示されませんでした。

example2@gmail.comの様な別のアカウントか、example@t.vodafone.ne.jpのような全く別のドメインの場合、SMTPの設定画面が表示されます。


訂正

確認すべき画面を勘違いしていました。下記画面は、「受信アカウント」の設定画面でした。「送信アカウント」の設定画面では、ポート番号に、465or587を選択可能です。

確認結果はこちら(Re:Gmailの送信者変更機能がSenderを隠せるようになった件)


ただ、Gmail Helpを見る限りでは、GmailのポートはPort: 465 or 587と書いてあります。が、肝心の送信者変更機能画面ではポートがプルダウンの選択形式になっていて、465も587も選べませんね。

別のGmailアカウント経由で送信者を変更することが出来ないのでしょうか。今日は時間が無いので帰ってきたら試したいと思います。

本名アカウントにハンドルネームアカウントを追加しようとした画面