「サイド」ブレーキが本質的には「パーキング」ブレーキであるように、形容ではなく目的で名前をつけるべきなので、Gmailを「Webメール言うな」という話を何度かねちっこく書いています。
優れたWebインタフェースが本質じゃないならなんなんだ、という事ですが、まぁ端的に言うとクラウド型メールですよね。と思ったら既にそういう呼び方は割とされているようで。
- クラウドメール の検索結果 約 11,500,000
- WEBメール の検索結果 約 11,400,000
- ウェブメール の検索結果 約 35,800,000
件数の割りにあまり馴染みが無いのは、まだ「クラウド(型の)メール」という説明文であって単語になっていないからかもしれませんが。また、クラウド型かどうかの利点が、主にビジネスサイドから語られることが多いので、コンシューマサイドでそう呼ぶことが少ないのかもしれません。
とりあえず、今後は知り合いに
「Gmailってフリーメールなんでしょう?(安かろう悪かろう的な意味で)」
「GmailってWebメールなんでしょう?(I/Fがちゃちい的な意味で)」
などと聞かれたら
「いや、Gmailはクラウドメール(キリッ」
と答える事にします。
つい最近まで「クラウド(cloud)」はスケーラブルで分散されたストレージとそれを基にしたインフラサーバ郡(つまりハード)を指すのかと思っていたのですが、いつの間にかSaaSなどの「あちら側」にデータを預けるサービスなど(つまりソフト)も全般含めて指すようになっていたんですね。