2010/08/06

ベンチマークスコアもいいけど、実用度も知りたい

ベンチマークスコアはあくまで相対的な数字なので、異なる環境で同じベンチマークを行った場合の成績の差でしかありません。

しかし、同一のベンチマークである程度のスコアを出しているなら、それをもって特定のアプリの動作基準に足りているという一覧表があると便利だと思うのですが。

私は今回、middle2010の新型iMacの発表を待ってlate2009モデルのiMacを買いました。理由は必要充分な性能の端末が値下がりするのを待っていたためです。

元々使っていたノートPCは5年前の物で、YouTubeの動画は360pがスムーズに再生できる限界でした。ネットワークが間に合っていても(あるいはバッファ済みでも)480pですらまともに再生できないありさまです。

そこで、次に購入する端末では、(動画自体そんなにみないんですが)せめてHD動画の再生くらいスムーズできる、というのを最低条件にしようと考えました。実家で購入予定のPCのアドバイスを求められたのも影響しています。実際問題、実家で使うPCはネットとメールができて、動画とmixiアプリがスムーズに動くどうか、という点ぐらいしか考量する余地はありません。

ところが、iMacに搭載されているCPUやグラボのカタログスペックやベンチマークスコアはいくらでも出てくるのですが、その性能だと何がどれぐらい動くのかという情報がすぐに出てきません。

逆に、そのCPUじゃ物足りないとか、そのグラボじゃ低能すぎる、といったユーザの利用場面を勝手に想定した抽象的なアドバイスともつかない蘊蓄はよく見かけます。全員が全員動画や音楽の編集をする訳でもないので、メーカーの営業でもないのに常に最高スペックを薦めるのは理解に苦しみます。

具体的だけど使えないスコア、抽象的すぎて役に立たない意見、結局のところlate2009モデルで問題ないと思った決めては、比較サイトの口コミにあった「YouTubeのフルHDがスムーズに再生できました」の一言。知りたかったのは、たったそれだけでした。

PCパーツの組み合わせは無限にあるので、ある種のベンチマークで総合的なスコアでいくつを出したら、このアプリはだいたい問題なく動く、という対照表が欲しいところです。ある種のアプリの必要スコアの変化とかが時系列で追えたりすると、「向こう3年は持つPCに求められるスペック」とかもわかり易いと思うのですが。

ハードの選定に時間かけたくないので、メーカー横断的な比較用スコアが在ると個人的にありがたいというだけですが。

というわけで以下が個人的に知りたかったYouTubeベンチ結果です。(ネットワーク速度が間に合っているという前提で)

YouTube解像度別再生状態
解像度Apple iMac(late 2009,Core2Duo)DELL Inspiron510m(PentiumM)
1080p×
720p×
480p
360p
240p